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2006年9月17日 (日)

牛の兄さんと晩酌

ススキの穂が うす赤く色づいて彼岸花が咲いているのが車の中から

赤く群れて見えた。

秋がいよいよやってきた。

久し振りに登ってきたので雑草がかなり伸び、 クモの巣がたくさん

張ってしまった。 窓を全部開けて風をとうしておき、トトーの散歩に出る。

今日はだあれも来ていないようだ。

あんなに沢山居たトンボも里へ下りたとみえ、4枚の羽根の先が焦げ茶色

トンボが時々ヒラヒラしている程度。

萩の花 すすきの波 山桜の落葉 小さな野菊の花 あざみ、クヅの花 

蝉はまだ、うるさいほどに啼いているのに夏の名残りと秋の気配が微妙

に入り混じっている。

夜 牛の兄さんがやって来て一緒に晩酌をしてカラオケまで始め、思い切り

大騒ぎをしてしまった。  深夜、兄さんは真っ暗い夜道をヨロヨロと帰って行った。

78歳の兄さんは、私たちより元気だ。

田んぼに落ちないでねえ  大丈夫だヨー と元気な声がした。

聞いたこともないような夥しい虫の声が短い秋を精一杯生きようと必死に啼いて

いる。  お山はユッタリと眠りについている、、、、、、。

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