« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006年12月22日 (金)

ことし一年は

十二月も二十日を過ぎていよいよ、住宅地で、街中で、クリスマスのイルミネーション

が光りの輝きを増している。  夥しい点滅や青白く神秘的な小さな光りの群れが、

いやでもロマンチックをかもし出して あぁ 今年もあと僅かで暮れるんだなあ。。

個人的には、とびきり良い一年でもなかったが、九月のまだ、残暑の盛りに姪が

結婚したことが嬉しい出来事だった。

この姪は弟夫婦の一人っ子で、身内だから自慢するわけではないが頭脳明晰

で、とっても理知的なとびきり美人な娘だ。

幸せに輝いた笑顔は美しく、なんか、この婿さんにはもったいないナ なんて

心中思ったりしたくらいー。 たった一人の子供を別姓にしてしまう弟の嬉しく

もあり、悔しくもあり、という複雑そうな顔をみてちょっとシュンとなったり、、、、

でも、よく、ここまで親として良い娘に育て上げたものだと、褒めてやりたいと

つくづく思ったものだ。   どうか幸せになってほしい。

二人の息子たちもそれぞれ海外で仕事に励んでいる様子だし、、、、。

トトー君は前立腺炎などという、おじさんっぽい病気をしちゃったけど元気を

取り戻したし、、、まあ こんなものかと思うことにしよう。

それにしても、一年の締めくくりに、我がダンナは、帯状疱疹とやらにお腹

を侵されて、ヒーヒー痛がっていたがそれも大分落ち着いてどうやら、正月

には、お酒もじっくり飲めそうな、、、。 めでたし めでたし

拙い一人しずかさんのひとりごとも、どうやら、来年も続けられそう。

われながら良かったネ。 めでたし めでたし、、、。

| | コメント (1)

2006年12月10日 (日)

嵐が丘

12月10日

午前中はまだ薄日もさして焚き火もできた。

午後、 いよいよ空もどんよりして、なにか、わからない風のかたまりのような

ものが足もとを通りすぎてからいっせいに丈の低い雑草や、木々たちを揺らし

はじめた。  あっ 今年も、とうとうやってきたな、と思う間もなく高い木立が

ザワザワ ゴーゴーと冷たい風に波打ちはじめる。

これが、このお山の本格的な冬のはじまりを告げる儀式のようなものだ。

これから、毎日のように決まって、午後1時近くから強風が吹き荒れ、12月

も終わりごろには時に、風花もまきこんでそれが春まで続く。

奥まった位置にある我が小屋は、ほとんどが日陰となり、吹き上げてくる

強風にさらされる。 そんな時、一人、冷たい部屋にじっとして風の音を聞い

ていると、かならず昔読んだ 嵐が丘 の物語りが思い浮かんでくる。

強風吹き荒れる荒野を、キャサリンを求めて彷徨するヒースクリフ。

ヒューヒューと泣く風の音。 ガタガタと音を立てるドアは、まるで、キャサリン

が 入れてちょうだい 入れてちょうだい とむせび泣いている様子まで目に

浮かんでくるようだ。

寂風荘 と名づけたが、烈風荘 かな、とも思う。

この場所の冬の様子は、寂しいけれどとっても気に入っている。

吹きちぎれそうなススキの原が 嵐が丘 に思えてきて、、、、(笑)。

| | コメント (1)

2006年12月 3日 (日)

猫より劣る

最近、おぞましい我が子虐待、子殺しなどの話を聞くことが多い。

そんな時、昨年死んだ猫のノラチャンを思い出す。

美人猫のノラチャンは、平成四年の夏の朝、生後ニ、三ヶ月で骨と皮ばかり

の状態で我が家にエサを求めて現れた。

そのうち何処かで子供を三匹生んで、私たちに見せに来た。

自分はひもじくても子供に食べさせ必死に育てる姿は、母性愛というものは

こういうものかと、、 涙がでるほど感動したものだった。

それに比べ 男のために我が子を虐待し、傷つける母親。子育てが大変、

自分の自由が無いといって殺したり、捨てたり、鬼畜のような母親。

トイレで産み落として平気な女。生後、間もない赤ちゃんをなんとかランドと

言うような所へ連れ歩いたり、 そんな女( 男も )は親になる資格がありませ

ん。 悲しいニュースを聞くたび、なにかがおかしい、どこか狂っているという

おもいで一杯になる。

( わたしも歳をとったもんだわ。若い人達の悪口をいうなんて、、、)

| | コメント (0)

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »