花びらをレースの小袋に
いつもの桜の並木が、つい、先日まで花吹雪だったのに、今ではほとんど葉桜に
なってしまい、散り重なった花びらが、ところどころに風で吹き寄せられ桃色の
かたまりになっている。
朝、車を止めてその花びらを手ですくい取って紙の袋に集めて入れた。
レースの小さな袋を縫って、乾燥させた花びらを入れ、細いピンクのリボンで口を
結ぼう・・・ いや、オーガンジーの透けた生地のほうがいいかナ?
薄い紫のリボンで優雅に蝶結びにしてみようか。
きっと、ほんのり桜の香りがして美しい匂いぶくろになるだろう・・・
この桜が終わると表道りは色とりどりのつつじが咲きだしこどもの日の祭りの夜は
豪華絢爛な御殿屋台が引きまわされ、お囃子や、凧まつりの練りの声が遅くまで
聞こえてくる。 華やいだ気配に満たされる日が続く。
祭りが終わって町が静かになると、街路樹のマロニエが瑞々しい緑の葉を茂らせ
やさしい木陰を作る。
春の宵、トトーと二人でお月様を眺めながらの散歩は心癒されるひとときだ。
もっとも、トトーには、小さくて地面しか見えないでしょうけど。
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コメント
>もっとも、トトーには、小さくて地面しか見えないでしょうけど。
ちいちゃなワンちゃんは、いつも見上げてばかり・・
だから、首が凝ってる。
もんであげましょう。
投稿: 逸民 | 2007年4月15日 (日) 07時24分