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2007年5月19日 (土)

田舎暮らしといっても

019 においをかぎながら・・・

嬉しいお散歩

じっちゃん が教えてくれた。
春先、近所の七十代のおばさんが、朝になっても姿が見えないので心配
して見に行ったら 布団の中でこときれていた。
この人は普段、町に住む長男の所で暮らしているのだが時々、この、山
に残してある実家にやって来て草を取ったり、家に風を入れたり、暫く
ゆっくりと我が家で過ごし、長男の家へ戻ったりしていた。

ここで暮らしていた人が町の狭いアパートなんかに住めるわけ、ないよな。
考えてみれば、幸せな死に方だったよ。
一晩でコロッと逝って、、それも自分の家で、誰にも気兼ねなくナア~
羨ましい事だよ・・・
わしも そんなふうに逝きたいもんだよ・・・・

なんだか、いつもと違う じっちゃんのようで淋しい。
寂風荘 と名づけた、ここへ、もう、八年も、登ったり下りたり、随分楽しく
通ってきたけれど、田舎暮らし 里山暮らし も若い?うちだな、車の運転
が出来なくなれば、今みたいに好きな時にやって来る事もできない・・・

だあれも寂風荘に来なくなったら、たちまち、雑草に覆われ朽ちてしまう
ことだろう。。。そうして、見る人もないのに春には、私の桜や、プラムが
花を咲かせ、小鳥たちや 風 は変わりなく季節を過ごしていくんだろう。

なんだか、じっちゃんと二人でしんみりしてしまった。
じっちゃん 元気出して!! 
大てまり が花をいっぱいつけて重そうに頑張っている。

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コメント

別れは、ひとをして成長させると

若い頃は考えていたが・・

今や、すべてが過ぎ去っていくだけ

投稿: 逸民 | 2007年5月24日 (木) 12時00分

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