どこにでも見られる優しい花
庭の草むらの中に・・・
三十五年も立てていた二本の看板を、思い切って今日、撤去した。
錆びて、文字も掠れて まるで、現在の状況をそのまま表してる
かのようで、いつも見るたび淋しかった。(笑)
看板みて来社する人なんて、お馴染みさんでないし、皆知ってて
くれてるからいいっこね 知り合いの若い人がクレンと酸素で
あっという間に きれいに撤去してくれた。
たいしょう、ほんとに いいの?
何回も聞いてくれる。 廃業するのも時間の問題だから頼むよ
七十歳すぎたから 本当にもう、ここ、一、二年だろう・・・・
やはり そうはいっても、倒れた鉄柱を見るのは切ないものだった。
コメント
時の知らせというか、すべてが過ぎ行くというか・・
人の世の営みは、愛おしくあり、儚くもあり、
存分に働いて、社会にも家族にも貢献してきた。
終末を、自分の手で見送ることができる幸せって、あるような気がします。
これからは、ビンテージワインを味わうような歳月をお過ごしください。
投稿: 逸民 | 2007年6月25日 (月) 12時15分