終末期
小雨に濡れそぼる国道152号線の、トンネルの幾つかを抜けて
一時間半ほどで、山に囲まれた小さな病院に到着。
あんなに、勝気で、自信に満ちて、美人?で、なに不自由のない
名士の妻として暮らしていた義姉が、見るも哀れな様で横たわって
いた・・・ 人間って、こんなに変わり果てるものなのか・・・・
恐ろしい気がしてしまって、言葉もでなかった。
丁度、見舞いに来ていた親戚の人と、小声で私語したら義姉が
モゴモゴとなにかを言った。
「煩いから黙って・・」 だって。
声かけても硬く目を閉じ、反応しなかったので眠っている と思って
いた。 その時、ああ、この人は。この、瞬間でも私を嫌っているん
だ と思ってしまって早々に病室をあとにした。
今度、逢うときは、お葬式の時だな 雨の中、雷の音も烈しく、雨水
をまきあげて走って帰ってきた。 ああ~ なんだか恐ろしい・・・・
なんとも嫌~な日だった。 また、眠れないこととなりそう。
やまもも がたくさん
実をつけた。お酒にすると、ワインのロゼの様
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コメント
これとは別な話ですが、
知り合いの神父さんの言葉です。
「人間は、生きたようにして、死んでいく」
投稿: 逸民 | 2007年7月14日 (土) 20時54分
逸民さん どうも有り難う
人間、死に直面すると 謙虚になって
自分のゆかりの者たちに感謝の気持ち
を持つ と、まだ、死に直面した事の
ない学者がいってましたけど、本当かしら
判らないことばかりです。
こればかりは、判りようがありませんね。
投稿: 一人しずか | 2007年7月16日 (月) 16時17分