不眠症
眠りに入る時は風がつよく、どこかで、誰かがすすり泣いているような
そんな風の声でなかなか眠られず、、、病気闘病中の甥を想い、 また
そんな息子の回復を願って、名古屋~東京を行ったり来たり、看病に
通っている姉の苦労と 哀しみを想像してますます寝付かれず時間を
過ごして、ようやく眠りについたと思ったら、今度は雨の音で・・・・
隣に眠っている つれそい の寝息を聞いて 「ああ、息してる 」
なんてこと思って安堵し、、、
ついでに、外国で勤めをしている二人の息子たちの、あれこれを想像
して、どうぞ、無事で過ごせるように と祈り それから、それから
と、まるで、昔の糸車を回すようにグルグルと際限なく・・・
眠っているのか、目覚めているのか、自分でも判別できない状態で
ながい夜を過ごして、気がつくと、いつの間にか朝になっている
こんな夜を過ごしていても、これが自分の不健康が 健康 といった
状態だから まあ、これで良し。
あれ程悲しい事や心配なことを物思いしても、目覚めればすっかり元
の自分で変わりなく、いつもの日常がはじまる。
| 固定リンク
コメント