西行のさくら
きょうも暖かくていいお天気の一日だった。
並木道りのつつじの花も少しづつ咲き始めたようだ。
こどもの日の凧祭りがはじまるころは色とりどりの美しい並木道になる。
これは毎年見る不思議な花?だけど名前が
わからない。
わたしは、勝手に 乙女のかんざし と呼んで
いるけれど。 ぴらぴら揺れるかんざし みたい
だから。
きょう つれそい は、友達爺ちゃんたちと吉野の桜を見に出かけた。
下はもう、終っているかもしれないが 奥 はまだ盛りか・・・と期待し
ながら。 私も行きたかった・・・
奥のさくらは、西行が愛したさくらで、西行はそこへ庵をかまえて
三年のあいだもひっそりと籠もり、花の季節には、心ゆくまでさくら
を愛でた と、なにかで読んだことがある。
たった一人で、さくら に埋もれ、願わくば 桜の下で死に、亡骸を
桜のねもとに葬ってほしい・・なんて。
そんなに好きだった、西行が愛した さくら を私も一度でいいから
見てみたい。 千本も咲いているさくらを一人で見たら きっと、
怖くなって気が狂っちゃうかなァ と心配な気もするけど・・・
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