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2008年5月31日 (土)

父恋し

60歳を半ば過ぎて、父親こいし でもあるまいが 夜半からの強い風の音
に目覚めたり、まどろんだりするうちに 明け方、右の足がひどく吊りだし
て暫く起き上がり、指を引っぱったり、伸ばしたり、痛みに耐えているうちに
吊っぱった足もゆるくなり、いつの間にか又、うとうとしてしまった・・・

Photo  そして、夢を見た。
  懐かしい従弟たち二人が訪ねて来て、あれやこれや
  楽しく昔話のようなものを語りあっているとき、突然
  父親が現れたのです
  昔の白い麻の上下のスーツを着こなして、手には何か
お土産のようなものを持ち、微笑んで入ってきたのです

みんなで「 良く来た 珍しい 久し振り 」 と、だい歓迎。
「 父さん 父さん あいたかったヨオー 」 と、私は涙がとまりません

「 淋しかったヨオー 聞いてもらいたい事が一杯あったんだ! 何処へ
行っていたのヨー・・・」 涙があとから、あとから。

そして、自分の泣き声に驚いて目が醒めたのです
顔も、枕も、涙で濡れて・・・

亡くなって20年 思いがけず 久し振りに父に逢うことができて
悲しいやら 嬉しいやら いくつになっても親は恋しいもの と思いました

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2008年5月25日 (日)

雨に濡れて

    昨日から雨が降り続いて紫陽花も色づきはじめた

Photo_2  なかでも、この白いあじさいは雨に濡れて

 いっそう清楚な感じがして雨に似合う

 白から薄い青になってゆく

          

Photo_3  ふくちゃんが退屈してるのでおしゃぶり

 を与えたら熱中して何時間もおとなしい

 とうとう、半分かじってしまった

          

Photo_4  私は暇なので夏に似合う柄でポシェット

 をふたつも作ってしまった

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2008年5月23日 (金)

野の花

     駐車場の回りが思いがけず自然の花畑になっていた

Photo_2  小さくて薄紫のかわいい花が一面に咲いて

  いったい、何処からこの花はやってきた?

  やわらかい緑のなかに・・・

 Photo

  クローバーの花に混ざって無数に。

  だあれも居ない小さな町工場の裏に。

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2008年5月14日 (水)

大地震と爆弾テロ

    家の子供たちを心配して

中国での大地震は、徐々に詳しい情報が入ってきてその、被害の大きさに
心が痛む。 政府が救助活動に全力を注いでいる様子ばかりがテレビ報道
されていると聞いて、つい、余分な事を憶測してしまうのは私ばかりか?

1200キロ近くも離れている上海でも、気持ちの悪い横揺れが続き、始め
めまいがしているのか と思ってしまった と、長男がメールをよこした
建物の下敷きなど、まだ生きている人たちを1秒でも早く助け出してやって
欲しい。 一日でも早い復興を祈りたい。

いっぽう インドでも爆弾テロが起きて、沢山の人が亡くなっているそうな・・
仕事で駐在している二男を、知り合いの人達が心配してくれて「大丈夫?」
と聞いてくれたり・・・
二男の住まいも事故現場より離れているので障りはないが、、、
なんだか、いろんな事があって気の休まる暇もない  といった感じがする。

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2008年5月11日 (日)

なにを考えているんだか

   飄々と惚けた顔して

Photo  五月一日に迷子になって警察に保護された

  ふくちゃん。余程怖かったのか引き取りに

  行った時、ピヨピヨとか細い声で鳴いていた

 その日だけしおらしかったけど、又いつものマイペースぶりに戻って

 散らかしたい放題 韋駄天走り すっかりお調子者に戻った。

Photo_2   物思いにふけっている様子

  拾ってくれた女学生さんやおまわりさんでも思い

出しているんでしょうか?

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2008年5月10日 (土)

母親として

Photo  10日も過ぎると上海旅行も、遠く過ぎ去った思い出

  の一部のようなものだけど、お土産に買い求めた果実

  と、花の薫り高いロマンチックなお茶を入れるとき

「ああ、、楽しかったなあ」 と、また、改めてあの時の光景が甦ってくる

長男が単身で暮らしているマンションに案内してもらった

幾つかの高層マンションが、公園のように緑濃く、広い敷地内に建っていて

入り口には守衛が詰めている セキュリティイもしっかりした素敵でお洒落

な場所にあった。 大理石がふんだんに使われて日本ならさぞかし高家賃

だろうな、思われる作り。

こじんまりとした部屋の窓から、林立するビル群を望み夜の灯りを眺めて

「あぁ この子は日本に可愛い子供たちや妻を残してここで、毎日なにを

思って仕事に励んでいるんだろう・・・さぞ、淋しいことだろうに・・・」

と感じて、つい、涙ぐんでしまった。

連れ合いと二人、もう年老いてきたけれど、この子たちには余分な心配

をかけないように、しっかり暮らさなきゃいけないな と、つくづく思った

母親として、親として子供たちの負担になることは、なるべく無いように

歳をとっていくのが 子供孝行 かなあ、などと強く心に誓った旅だった。

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2008年5月 5日 (月)

人っこ一人も居ない

       長沢のお山には誰も来ていない

 連休で皆さん、どこか遊びに行ってしまったのか、お山は空っぽ。だ~れ
 も来ていなかった。 それぞれの庭には色とりどりの花が咲き乱れてひっそり。

 Photo_2          
  芝桜に混じって小さな可愛いピンク

  赤紫のおだまき も珍しかった

          にわももの茂った枝の奥に小鳥の巣が・・・

 

Photo_3  おだまき の鮮やかな青

 

              

Photo_4  柏に似た葉だけど栃の花?

  

         かつこさんが好きだと言う

 

Photo_5  ライラックのむらさき・・・・

  ウグイス が一生懸命鳴いていた

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2008年5月 4日 (日)

上海のまちかどで

Photo    地下鉄に乗って西安寺へ行き外から寺の

    入り口のみ眺めて、市場へ買い物に・・・

   世界中の言葉が行き交っていた。

Photo_2    翌日はガイドを頼んでオオクラホテルから

    蘇州へと。上海から1時間半程。

  懐かしいような田園風景が続いていた。

Photo_3    夜の飲食街、駐在員の方たちが仕事帰り

   一杯やって行く飲み屋さん

   とおり一辺の観光旅行とまた違った中国に

あえて有意義な思いで深い旅となった。

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2008年5月 2日 (金)

宵闇迫るころ

     上海のまちかどで

Photo  ホテルの窓から見下ろすと、昔ながらの

  西洋長屋(私が名付けた )が見える

 宵闇せまるころ、オレンジ色の灯りが点り

夫々がネオンまでつけて、生きいきとしたようすになって、あったかい

懐かしい眺めとなる。 並び が全部飲食店(和食、中華、すしなど )

だったとは。 毎晩眺めていると、何処かでみたような風景だと思うよう

になった。そして、気がついた。

そう!!まるでアニメで見た 千と千尋の神かくし にでてくる夜の風景

そっくりっ。 夜がしらじら明けるまで赤い提灯も燈ってました。

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2008年5月 1日 (木)

黄昏どきは・・

       上海のまちかどで

Photo  古いものと、新しいものが混在

  広々して明るい

 

雑踏のなか、路上に小さな老婆が横たわり、紙カップを持ち上げて
恵んでください・・・をしていた。
側に杖が転がって。 みんな知らないふりをして避けて通る。
翌日も、おなじ場所に転がっていた。

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