風花が吹雪のように
ことし始めて長沢のお山に行って来る
昨日から強く吹きつける西北の風の冷たいこと! まるで凍りそうな。
様子を見に久し振りに登って行ったら・・・
我が小屋だけすっぽり日陰になっていて、まるで時間が止まっているような。
トトーのお線香立ても凍っていて上手くお線香が立ちません
それでも、昨年来たときに生けた赤い木の実や寒菊の臙脂色が鮮やかに
花立で咲いておりました。
「トトーはここに居ません 暖かい街の我が家に何時も居ます」
なにかの歌の文句のように思うことにしました
風が一瞬やんだと思ったら雪がフワフワ舞ってきました
そのうち わあ~っと、たくさん降ってきました
まるで吹雪のようです
つよい風が吹き上げてきて狂ったような吹雪になりました
そして、雪もやんで・・・
また、チラチラと・・・ いつもの、お山の情景です
積もることはめったにないんですね
寂しく、厳しい寒さのなか、寂風荘はいつもと変わらず静まっていました。
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コメント
雪国に育った子供は、
雪には様々な思い出がある。
真っ青な空に、真っ白な世界。
ときには耳がちぎれそうに冷たい吹雪。
深深と降り積もる夜。
ある日、自分の足音を聞きながら、森の中を独り。
木立の影から、ふと、雪女が・・・
とって喰らう女郎なのか、それとも、たおやかなる恋人か、はてまた優しい母なのか・・
愛に飢えていた子供は、怖いけど誘われてみたいきがした。
投稿: ざしきわらし | 2009年1月14日 (水) 11時29分
まあ! 素晴らしい。 ポエムですね。
雪は時としてメルヘンの世界に誘ってくれ
るものです。 人それぞれに思い出を持っているのですね。 私の雪は過ぎ去った青春そのものです。 時にはほろ苦く・・・
投稿: 一人しずか | 2009年1月16日 (金) 22時08分