早春のつつじ
濃い紫のつつじ みやまつつじ ?
この、つつじ は早春わらび採りのころに咲くのにお隣り
ではもう花開いた やはり山で見たほうが春らしい・・・
わらび も、もうすぐですねえ
仕事場のストーブを囲んで年の頃は70代中までの爺ちゃんが3人 50代前般が
1人。 ある者はタバコを遠慮会釈もなくふかし。ある爺ちゃんはお茶を飲みながら
なにやら声高にガヤガヤ話をしているのが私の居る事務所に筒抜けに聞こえる
「なんて言ったって経理任せたのが間違いのもとだったナア」
「小遣い おくれ と言ったのが失敗だった」
「そのうちに また、飲みに行くんかね 飲んでばっかり なんて文句言われて」
「自分が稼いで金は女房が握って、なんにも自由がないよ・・・」
いちばん若いのが
「最近じゃあ弁当も作ってくれない」
「なに言ってんだい お前のように若いモンが弱気じゃ駄目だ 弁当くらい作れ
それでも女房かッ! と怒ってやれ 情けない」
・
・
若いほう 「言ったら いつだって女房やめてもいいんだよ。ヨッチャン と
言われちゃったもんなあ~~」
「俺らはもう歳で飲みに行く事もめった無くなったが、動けなくなったら
仕返しされるんじゃないかあ? いいことないぞぉぉ・・」
ワッハハ そうかも そうかも・・・
好き勝手言い合って、 聞いていて笑ってしまいました
爺ちゃんたちも悩み深いんですねえ~ (全員自営業の大将たちです)
カーボンブラシがどんな物か判らない人が多いとは思うけれど・・・
電源で動く機械に必要な部品のひとつ とでも言ったらよいのでしょうか?
きょう カーボンブラシが2セット売れました 1セット定価で400円です
「これでは伝票を書いて請求書に80円の切手を貼って、おまけに振込みされ
ると売らないほうが良かったくらい。 現金で頂いてほしかった」
私が連れ添いに文句を言うと
「たとえカーボンブラシ一個でも、商売というものはそれが100個に繋がる」
と言うので
「もう、廃業を考えている我が家には繋がる必要もない」 と言ったら
営業している以上そんな考えはもってはいけない とひどく叱られた
従業員も解雇して老夫婦二人きりになり、小さな仕事場はひっそりして、ありし
日 活気があって繁盛していた頃の面影もない淋しい作業場・・・
いつ廃業しようか と迷いながらここ、数年。 男の人は思い切りが悪いなあ
私は苛々しながら過ごしてきました
「仕事を依頼しようと、お客さんがやって来ても貴方の様子を見て「大丈夫かいな」
とお客が不安になるんじゃないの? 貴方は自分の現実を知らない」
往生際が悪いにも程がある やたら無駄に日をやり過ごしている」
などと言ってはいけないことまで言い出して随分連れ添いのプライドを傷つけて
しまった。 実際、昨今の不景気で開店休業状態なので、廃業するには良い
機会ではないか と思っている。
なのに、まだ未練たらしく・・・と私も腹が立ってしまったんですね。
小さなカーボンブラシ一個で悲しい 悲しいケンカをしてしまいました
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