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2009年7月19日 (日)

むくげの柄の紗の衣

      二時間近く、国道152号線を走って山間の集落へ

 昨年の初盆いらい一年近く  久し振りに夫の実家へ向かいました
 早いもので、もう、彼女の三回忌 というのです

 残された義兄は大きな屋敷に一人暮らしとなっていたけれど、この日ばかり
 は、孫、嫁 彼女の兄弟のお嫁さんたち、 そして飼い犬までが集まって
 犬の鳴き声からみんなのお喋りから  もう、けたたましいほどの騒ぎでした

 皆でお寺に着くと、何時もの若い住職さんが迎えてくれました

 きょうは、薄墨地に蒼いムクゲの模様の紗の袈裟です
 以前もそうでしたが、今日のムクゲは数輪 雲形の流れに浮かんでいるような
 涼しげな模様です  前のムクゲはクッキリと咲いた模様でしたから印象に残っ
 ておりました   この、和尚様はムクゲの柄が好きなんだなあ  なんて思いな
 がら りりしく美しい横顔にみとれました 笑

 ほんとうに美しいとしか言いようがないのですよ

 私はいつも、こんなに綺麗な人間もいるというのが不思議に思うのですネ
 心の中はしりませんけど  外見がね   墨染めや、純白の着物 紫や赤など
 絽や紗の透けた衣 袈裟など  日常でないものを纏っているからよけい
 美しさが倍増するのでしょうか・・・

   車の擦れ違いにドキッとするような山道を走ってまた、帰ってきました

        Photo

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コメント

高野聖を連想しちゃった。
僧職にたいして色欲を覚えるとは、なんと罰当たりな
か~~~つ!! ・・ かな?

投稿: 逸民 | 2009年7月21日 (火) 18時20分

何回出会っても 「美しい!きれいな男」と思っちゃう程。頭青々と剃り揚げて 眉はクッキリ濃く うなじの白さ・・・市川海老蔵 にそっくり。 一度見てみなさいよ

投稿: 一人しずか | 2009年7月22日 (水) 21時10分

私が吉永小百合さま(様族です)にあこがれるのと同じだね。
歳を経ても美貌は一向に衰えません。
むしろ、能面のように幽玄の美しさが・・
夢かうつつか、「小町老女」 の演ずるがごとし・・

ところが、うちのかみさんいわく
”カネがかかってるもん” 
 ・・あの・・ね


投稿: 逸民 | 2009年7月23日 (木) 12時36分

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