金色の蝶のように
やっと色づいた楓の葉が強い風に吹き上げられてひっきりなしに舞い
まるで金色の蝶が群れ飛んでいるよう・・・
どうだんの赤も鮮やかに秋の終わりを精一杯に飾ってます
きょうは、風は強いけれど暖かい一日でした 山で風に吹かれながら
沢山の落ち葉を拾い集めました また、風の無い日に落ち葉炊きを
しよう・・・・そして、燃える火を見ながら物思いをしよう なんて。
やっと色づいた楓の葉が強い風に吹き上げられてひっきりなしに舞い
まるで金色の蝶が群れ飛んでいるよう・・・
どうだんの赤も鮮やかに秋の終わりを精一杯に飾ってます
きょうは、風は強いけれど暖かい一日でした 山で風に吹かれながら
沢山の落ち葉を拾い集めました また、風の無い日に落ち葉炊きを
しよう・・・・そして、燃える火を見ながら物思いをしよう なんて。
秋は、夕暮れ。 夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、
烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、
飛び急ぐさへ、あはれなり。 まいて、雁など列ねたるが、
いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにもあらず
・・・・・・・・・
田舎とはいえ、山の見えない混みいった小さな町では、雁の列が渡ってゆく姿
など見たくても見ることが出来ないですよね
昔 子供の頃 空をV字形になって飛んでゆくたくさんの雁の群れを良く眺めた
ものでした 子供心に晩秋の黄昏時は何故か寂しい心持がしたことを思いだし
ます 枕草子の春 の段も好きだけど この秋の情景が一番わたしは好きです
知り合いの男性がやって来て、たまたま年齢の話しになった
「私もネエ この間いよいよ古希を迎えたんですよ」 と言った
子供たちがお祝いに近々、温泉招待にと言ってくれてるんデス
と、ニコニコ嬉しそう
そこで、私 よせばいいのに「70歳を迎えて嬉しいですか? どんな
感想をもちました?」 と聞いてみたら
「よく年を取ったものだなあ いよいよ老人もいいとこか・・と情けない
ような、淋しいような変な感じがする」 と答えた
小さなアルバムをだして飼い犬や孫さん、自慢の花壇のお花などの写真を
楽しそうに説明しながら見せてくれた
12月になるとクリスマスのイルミネーションを庭木に張り巡らすという
今あれこれと支度とデザインを考えているけど、とても楽しい とも・・・
そんな人を見て私は不思議に思う 心底楽しいのかなあ? 本当?
何をやっても終ってしまえば空しい・・・所詮 それで終る・・そうじゃないの?
何故 みんな なんの屈託もないような顔して毎日を過ごして居られるんだろう
何も考えないで目の前のことだけ見て一日を終えてよし と思っているのか
しら・・・ 思い煩うことってないのか?
自慢じゃないけど私は思い煩うことばかりで気持ちが休まる時がないワ
また へそ曲がりの考えに捕らわれてしまいました・・・
しばらく雨が降っていなかったのに今夜は断続的に強い雨になってきました
夕方早く、ふくちゃんを公園に連れて行ってやったから良かったネ
朝の公園 夜の公園・・・ 時々気にかかることがあります
今朝は、もう9時近いのに一台の自転車が入ってきました
木陰のベンチの脇に自転車を止めて女学生がションボリ腰をおろしました
制服を着てカバンが自転車の篭に入ってます
ふくちゃんが落ち葉をガサゴソさせてその女の子に尻尾振りながら近づきま
した 女の子はびっくりして振り返ったのですが、その目には涙がいっぱい
溢れるようになってたので、とっさに 「おはよう 驚かせてごめんネエ 家の
萌ちゃんに似ているので間違えてしまったのネ」 と言ってしまったワ
女の子は、それでもニッコリして「イイエ・・・」と小さい声で答えていました
どうしたんだろう?? 心配で、心配で、わけを聞いてあげたかった・・・
たまには、女学生だって、一人公園で学校さぼって泣きたい時もあるわよね
こんなオバアチャンだって泣きたい事いっぱいあるんだものネ
風もなくお日さま 燦々の行楽日和です
大工さんが作業してるかと思って、お茶菓子持参でお山に向かいました
あいにく来て居なかったので木の枝や落ち葉を燃やしました
焚き火はいい気持ち どんどん、なんでも燃やしたくなってきます 笑
のんびりやっていると、爺ちゃんが軽トラでやって来ました
さっき、蕎麦の刈り取りをしていたのにワザワザお喋りに来てくれたのです
さっそくお茶をいれました 熱いお茶を飲みながら また、海軍に居た頃
の話を聞きました
初めて聞く話のように・・・ 杉の葉っぱや枯れ葉の燃える煙がウッスラ~
匂いも何処か懐かしく こんなところが幸せなんですネ
知り合いのご夫婦もやってきてのんびり過ごしました
いろいろあるけれど、こんな些細なできごとが気に入ってるんです
先日の台風で松の大木が倒れて半壊した陶芸小屋の修理を大工さんに
依頼してきました 自然災害ということもあって、内心不服な部分もあり
ますが、地元の住人さんとは気まずくなりたくない という気持ちもあって 修理
代は自腹となりました 松の持ち主は重機、撤去作業代 それと、我が家
の健全な杉の大木一本の伐採料 とを負担 ということだそうです
もちろん 建物修理代は何十万円です 仕方ありませんね~~穏便に・・・
です これは ひとまず決着しました
隣の地所は遠くに住んでいる医師です 白い倉庫を二つ設置してあって
時々車でやって来るようです 始めは頭の低い丁寧なお父さん と見て
いました。実際昨年11月までは良い関係だったのよ それが・・・
昨年の今頃 突然もの凄い剣幕で電話がかかってきました
「 地境の杭を勝手に打ち直しましたネッ!! 許せませんッ!! 」 だって
なんのことかチンプンカンプン 怒り狂って一方的に喋っていました
そして約 一年後の今 この間ソロソロ山を下りようかと思っている時に夫妻
が車で登ってきました 「丁度いい機会です 訳を聞かせてください 」
早くも鬼のような顔をしている夫妻に問うと やはり地境の事を言うのですね
そんな事、我が家がする筈は無い 杭なんて気をつけてみた事も無い
濡れ衣ですヨ 証拠を見せてください 聞く耳を持たずに唯ガミガミ怒って
ます どうかしてしまったんじゃないかと思いました・・・
頭が変になったみたい でも、そんな時でも医師って傲慢で横柄な物言い
が身に染み付いてしまってるんですね (脳疾患でもやったのでは?)
最後に大人しく温厚な我が連れ添いまで怒ってきました 笑
思い出すと呆れて笑いたくなってしまいます 災難続きです~~
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