富士山麓の樹海
テレビを見ながら夕ご飯を食べていたら「樹海ツアー」をやっていた。
風穴の様子、溶岩の上に何百年もかかって根付いた植物たち、それ
らを見物しながら女性たちが林の中を歩きまわっていた。
樹海の奥深くは自ら命を絶つ目的で入り込んで行くと、二度と戻って
来られない処だと昔から言われている。
探検の様子を見ながら思いだした。 昔、自殺をするなら樹海に入って死のう
と 良く考えたことを・・・
リュックを背負って、その中には大量の睡眠薬と、ウィスキーの角瓶を一本
歩いて、歩いて樹海の奥深くまで進み、日が暮れたら穴ぼこのコケの上で休み
明るくなったら、また歩き、途中、やはり死にたくて迷い込んだ人間と出会うかも
しれない。そしたら、目的は一緒だから二人でまた奥に進んで~~~
そして、力尽きたらクスリとウィスキーを沢山流し込んで眠ろう・・・ ・・・
なんて、病気のように良く想像したものだ。
死にたい人間と出会う。 ウィスキー 何故お酒なんだ?
思い出しても笑ってしまうような滑稽な妄想に取り憑かれた19歳の頃
の自分。 恥ずかしくなって一人でウフフ・・と笑ってしまった。
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