秋風のこころよさに
愁い来て 丘にのぼれば
名も知らぬ 鳥 啄めり 赤き茨の實
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あめつちに わが悲しみと月光と
あまねき秋の夜となれりけり
啄木歌集 昭和25年10月10日 初版 より
梅ちゃんは京都の
お土産に叔母が
買ってきてくれた
その叔母も もう
居ません。
先日 遊びに来た孫はすっかり大人っぽくなっていました。
何年ぶりか、忘れてしまうほど久し振りに会いました。
この娘は、カリフォルニアで生まれ、数ヶ月で日本へ遊びに来たときに、一度だけ抱っこしたことがありました。
スキンシップなんて記憶にありません。(次の男の子もそうです)
中野に居るオバアチャンが浴衣を縫ってくれた と写真を見せてくれました。長い髪をアップにしてお洒落な浴衣でニッコリ。
いつの間にか、こんなに良い娘さんになって ・・・
女の子は可愛い。
お洒落させるのも
置いていった写真を独りで眺めていたら、
無性に淋しくなってきました。
男の子しかもたないわたしには、着物を
縫ってやるのも、着せて楽しむことも
夢のまた夢です。
浴衣を縫って着せる というのは母方のオバアチャンだから
できることですよね。 もし、わたしなら 「お金でいいから」 と
言われるか、作っても着てくれないか のどちらかでしょう。
ナンテ、僻み心かしら?
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