秋風のこころよさに
愁い来て 丘にのぼれば
名も知らぬ 鳥 啄めり 赤き茨の實
*** *** *** ***
あめつちに わが悲しみと月光と
あまねき秋の夜となれりけり
啄木歌集 昭和25年10月10日 初版 より
梅ちゃんは京都の
お土産に叔母が
買ってきてくれた
その叔母も もう
居ません。
先日 遊びに来た孫はすっかり大人っぽくなっていました。
何年ぶりか、忘れてしまうほど久し振りに会いました。
この娘は、カリフォルニアで生まれ、数ヶ月で日本へ遊びに来たときに、一度だけ抱っこしたことがありました。
スキンシップなんて記憶にありません。(次の男の子もそうです)
中野に居るオバアチャンが浴衣を縫ってくれた と写真を見せてくれました。長い髪をアップにしてお洒落な浴衣でニッコリ。
いつの間にか、こんなに良い娘さんになって ・・・
女の子は可愛い。
お洒落させるのも
置いていった写真を独りで眺めていたら、
無性に淋しくなってきました。
男の子しかもたないわたしには、着物を
縫ってやるのも、着せて楽しむことも
夢のまた夢です。
浴衣を縫って着せる というのは母方のオバアチャンだから
できることですよね。 もし、わたしなら 「お金でいいから」 と
言われるか、作っても着てくれないか のどちらかでしょう。
ナンテ、僻み心かしら?
| 固定リンク
コメント
そうやって孫を可愛がることができるのも、経済的余裕があるからで、私がおばあちゃんになったら、孫の洋服も玩具も買ってあげられそうにないです。
まぁ同居してたら、それはまた疲れるかもしれませんから、たまに会うくらいがちょうどいいと思います。
投稿: まめ | 2011年10月 2日 (日) 00時02分
「梅ちゃんは、ずっと同じ大きさでもお孫さんは、もう良い娘さんになっていらっしゃるのですね。一人しずかさんには、センスの良い手作り作品という特技があるのでプレゼントされると喜ばれることでしょう。
昨日、今日と孫たちの運動会を見に行ってきました。これ以上の望みは、考えないことにしています。
投稿: 般若苑 | 2011年10月 2日 (日) 14時25分
>まめちゃん
まめちゃんの言う事もっともだよねえ。
ないものねだり ってもんをしちゃうのですよね。 同居はできないと思うわよ。たった一晩でも、ご飯などに気を使うものね。やっぱり、ふくちゃんとの暮らしは気楽でいいですもの。まめちゃんには何時も教えられるわ
投稿: 一人しずか | 2011年10月 2日 (日) 16時29分
>般若苑さま
お孫さんの運動会が見られてよかったですね。
お近くに住んでいれば愛情も湧きますね。
あのね、今日びの年頃の女の子は手作り物よりブランドものですよ。 まぁ母親や環境の影響もあるでしょうが。私はサラリーマンの貧しい家庭に育ち、最初はサラリーマンに嫁ぎ、途中で脱サラして自営業にはいったので随分馴れなくて苦労しました。長年遊びやゆとりなんてない生活でしたね。だから贅沢ができないのですよ。現代の若者たちと感覚が違うので難しいです。
投稿: 一人しずか | 2011年10月 2日 (日) 16時41分