お月さまこんばんわ
テレビドラマの劇場版
を、お終いまで一人で
見てから、眠ろうと努
めたけれど ・・・
なかなか眠れなく、ようやく眠りに付いたと思ったら深夜二時過ぎポッカリ目覚め
・・・眠らないと明日が大変 そう焦るとよけい眠れません。
ドアを開け放してあるので、向こうの部屋の天窓が明るく、昼間のような明るさ
なので、起き出してベランダに裸足のまま出てみれば~~~
大きな、大きなお月さまです。 西よりの南 真正面に、待っていてくれたように
いつもより濃い山吹色のお月さまです。
吸い込まれるように思いました。 ボンヤリ長時間眺めて、いろんなことを
次から次へと聞いてもらいました (変な言い方だけど)
「姉は最近 精神状態も安定しているとみえて電話もよこさない。 自分の気分
次第でパニックに落ち込んで、その度に私に電話を長々とよこし、落ち着かせて
安心させるのにどれほど苦労することか。 電話が終ると私のほうがグッタリ
落ち込んでしまうほど。 あんなに何時も真剣に対応するのに気分のいい時は
私のことなんか思い出しもしない我儘な人」
「友人だってそうだ。寂しくなると私に電話をよこして一時間も自慢話や贅沢な
お悩み話など延々として、私の住む町を下町、下町と言う。
えぇえ アナタは山の手婦人ですよ」
「主人は私を母親だと思い込んでいるようです。私はあんなオジイチャンの
母親ではありません。 私に任せて寄っかかっていれば、何もかも楽でしょう
でも、私だって、たまには優しい父親が欲しいですワ」
いつも、いつも、ミンナのグチの聞き役で、私はいったい何なんですか?
自分以外の人達にばかり気を使って、都合をあわせて。
延々とお月さまに訴えたら
「ホラ! わたしが居て 今アナタの話を聞いていますよ」 と言われた。
・・・ような気がした。 そうだ、いつもこうして、お月さまを見上げて訴えていたんだ。
とくべつ大きな輝く月を見て、この時間、私と同じように話しかけてる人が何処か
に居るかも と思ったら、何処の誰か判らないけど、その誰かさんがとっても
恋しい人に思えてきました。
すっかり冷え込んでしまったけれど、安心して床に入り朝までの少しの時間を
眠りました。 みんなは私の孤独や不安や苛立ちを知らない ・・・
でも、それでいいかなぁ? 私は二人居るんだから。
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