父恋し 笑いばなしのような
連れ合いは、ご飯も早々に行ってしまいました。
そう、サッカーを見なきゃいけないそうです。残された私は、今夜はユックリでいいのです。 雨が降ったり止んだり・・・
今夜は散歩に行けないのでいいとこ幸い、少し多めに晩酌をしました
カセットテープを再生したら、懐かしい昔の歌が流れてきました。
アァ この歌は
父さんが好きだ
った この歌は
歌っていたナ と。
並木の雨の囁きを 酒場の窓に聞きながら 涙まじりであおる酒
オイ もう よせヨ 呑んだとて、悩みが消えるわけじゃなし
酔うほど さみしくなるんダゼ ~~~
・・・・・ カセットテープの歌は次から、次へと続きます ・・・
きみの名は? と 訪ねしひとあり ・・・
そのひとの名もしらず ・・・
きょう 砂山にただ一人きて 浜ひるがおに聞いてみる ・・・
曲はどんどん変わっていって 少しずつ新しくなってきます
たどりついたら 一人の部屋 裸電球点けたけど また消して
アナタの顔を思い出しながら 終わりカナ? と思ったら
泣けてきた 大阪で生まれた女やけど
大阪の町を出よう ~~~
~~~ 振り返ると そこは灰色の町 青春のかけらをおき忘れた町・・・
そして 雰囲気ガラリと変わって ・・・
オヤジみたいなヨォ~酒飲みなどに ならぬつもりがなっていた ・・・
酔えば恋しい 牛追い歌が 口にでるのさ こんな夜は ・・・
これが流れてきたら、思わず父さん恋しくて涙がでました。
酒飲みの父さんだったから、私は毎晩 父さんのためにドブロクを絞って
やったのです。 今の そう、マッコリみたいな白いお酒です。
50年以上も昔の話です。
よく働く逞しい父でした。 今 おもえば、その頃、40歳くらいの父なんですね。
自分の息子より若い年頃です。 信じられません。
懐かしくて 懐かしくて 少しほろ酔いのアナタのムスメは涙を拭きながら
聞き入りました。 アナタのムスメはすっかりバアサンになりましたけど
お酒が好きなのはしっかり受け継いでいるようです。
でも、最近はグラス一杯ていどの酒飲みですよ。
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