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2012年7月28日 (土)

山百合

 山の斜面のあちこちに  去年と同じ場所に見られます

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    いっぽんの茎に五、六輪  なかには十輪ちかくも蕾もいっぱいつけて

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      山百合は野生で毎年同じ場所に花を咲かせるようです。

 球根を掘って持ち帰る心無い人もいるようですが、寂風荘近辺で自生している
 山百合は里山の人々が大切にして、草刈のときも刈り取らないように気をつけ
 てやっています。 所々に花数も多く たわわにつけて 見上げてちょうどいい
 ように重みで下をむいて楽しませてくれます。

 白い大輪は まるで女性でいったら 円熟した女優さんのように艶やかです。

 そうねえ~ 古いけど 佐久間良子さんとか、もうこの世にいないけど太地
 喜和子さんや山田五十鈴さん など連想するくらいの妖しい美しさ ですね。

 衣類についた花粉にも困りますが その香りもとっても強烈?ですね。
 年増の女性の芯の強さ 情の深さみたいな ・・・
 変なことを連想してしまいました  

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 クチナシは野生でありませんが これも大輪でなかなか艶やかな花です。
 こちらはまた違った風情です。 香りは素晴らしいものです。

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 だれも見る人も居ないのにたくさん咲いてあたりによい香りを漂わせています

 おくちなおしと 少しでも涼しく見えるといいです

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2012年7月27日 (金)

日が暮れるとホッとひといき

  きょうの暑さもそうとうなものでした

 日暮れると幾分涼しくなって元気がでてきます

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  歩いているうちに この空がしだいに紫にちかくなって  やがて・・・

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  すっかり日暮れてきます。 お月さまは右半分 暑さで滲んでいるようです。

  この  すっかり夜でもない  まだ夕方の気配もどこかにのこっているような

  こんな時間はなにかのスキマのようで不安定  取り残された気分のする
  ちょっと寂しく懐かしい不思議な空間の気がします。

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  黄金ユリが咲きだしました。

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 山では こんなに見事に大きな花になります。白い山百合も大輪で。

 何年も芽がでても咲けなかったダリアがやっと花開きました。こんな色だった
 かしら?  これからもっと大きくなってたくさん咲いてほしい。

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2012年7月21日 (土)

はかない夜空の花

    夏祭りのさきがけ

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 北から南に並木通りを歩いていたら花火がはじまりました。

 隣町の宵祭りです。 この街の夏祭りから次々と近隣の町の夏祭り
 が続いて夏本番となっていくのです。

 一瞬華やかに広がって、やがて遅れた音と共に消えてゆきます。

 ふくちゃん ホラ、きれいだね 抱き上げて見せてやってもなんの
 関心も示しません。  そうだ、この仔には色が分からないのね。

 花火のたびに立ち止まり 散歩はユックリ ユックリとです。

 今夜は綺麗な花火と、いつものコンビニの角での自動車事故 と
 二つのものを見てしまいました。

 

 家に帰ってから  花火の音は烈しくなっています。

 そういえば、凍った阿寒湖で、冬の花火の打ち上げを、ホテルの窓
 から眺めたことがあったっけ。

 あのときも 花火は寂しいもの としみじみ感じたけれど やっぱり
 花火はどこか寂しく感じるものですねえ ・・・・
 
 

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2012年7月16日 (月)

あかい送り火

         むし暑い一日でした

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 まだ熱気が残っている並木通りに吹く風はそれでも涼しくて、ホッと
 する気分です。

 送り火をしているお宅を二軒ほど見ました。

 きょうは ご先祖さまがお発ちになる日なんですね。

 新仏サマはなるべく帰りたくないのでユックリと、牛に乗って ・・・
 中には後ろ髪をひかれる思いでお帰りになる仏サマもいることで
 しょう。 どこのお家にもなにかと事情があるのですから ・・・

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 うちの父母、妹は来月のお盆に帰るのを心待ちにしているか?

 それとも、帰りたくない  ここに居た方がユックリできていい
 ナンテ言って帰らないかもしれない。

 弟夫婦は 結局アパート暮らしになって 迎え火も送り火も炊けない
 でしょうから。

 人生 思ってもみないいろんな出来事が起こります。
 投げ出すわけにはいきませんから
 行き着くところまで死に物狂いで生きるしかありませんネ

   お月様は弓のような形とおもうけれど、今夜は雲にかくれて
   見えませんでした。夜空に月がないと、不安な心持になります。

 
 

 

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2012年7月11日 (水)

もう少しマシなものに

 最近はチャンとした本も読まない・・・すごく根気がなくなって目も
 ずいぶん見えなく?なってきました。

 情けナヤ  他所様のブログを覗くたびに、自分のいい加減素っ気
 のない非技術的なブログが気恥ずかしいかぎり に思えてくるけど
 もう、あまり技巧的にしてもなぁ~と。
 だいたい、書いていること自体がどうでもいい個人の話ばかりだし
 六年になろうとしている私のブログ。なんの進化もありません。

 かえって、開設当時のページが自分らしくってよかったかな?

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 ひとつ萎むと次の一つが と。 明るくて強烈で力強い花ですね。

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 毎日 なにも考えないで暮らしてます。 平凡な暮らしって、こんなのを
 言うのでしょうかね。  洗濯物干しながら  空飛ぶ飛行機に

 どこへ行くのォ~ 私もつれて行って  とつぶやいたり、

   夕方のあいた時間に 相棒に続いて始まった 臨場 などを熱心に
   見たり (再放送のようですが)   暇なんです ・・・

   臨場は文庫版でシリーズ けっこう読んでました。面白かったです。

   ブログ開設六年近く  早いものだと我ながら思ったことです。

 

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2012年7月 7日 (土)

ロマンチックなはなし

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       我が家のムクゲのひとつ。上品でやさしい色です。

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 薔薇の花のように大輪八重のクチナシの花。 大切にしてます。

 今夜は彦星が織姫に逢うために、天の川を渡って行く夜なんですね。舟を漕いで天の川を渡っていくのでしょう ・・・  誰が考えたお話なのか、あまりにも可哀相ではありませんか。 一年にたった一夜しか逢えないなんて。

   天の海に   雲の波立ち   月の船

            星の林に  漕ぎ隠る見ゆ

  天の川をながめていると、このうたが浮かんでくるのです ワタシ

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2012年7月 2日 (月)

ちょっと来てぇ~と呼ぶ鳥

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 よく見たら 幼いカマキリがネムの葉っぱのうえにいました。

 桔梗の蕾はポンポンにふくらんで、今にもパチンと爆ぜそうに・・・

 チョットキテェ~  チョットマッテテネェ~と鳴く鳥がしきりに呼んで
 いました。 長年 名前もわからない鳥だったけれど、 コジュケイ
ではないか? と他所の人のブログを拝見して思うようになりました。

 梅雨の合間のお山はキラキラ ひかり輝いていました。

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