眠れない夜に
今夜は満月です。 お月さまはその日の自分の気分によって
輝きも変わってくるような気がします。
昨夜のお月さまは真昼かと間違うほど明るくて深夜 ベランダに出
て見とれてしまいました。
どうして、こんなに月を見るのが好きなんだろう。
無心で眺めていれば時間も忘れてしまいます。
話しているとき、お父さん
は変わりないですか?
お母さんは いったい
毎日何して過ごしている
んですか? と問うた。
いったい何しているのか?と聞かれても ・・・
外出しない日は、連れ添いのご飯の世話をして 家事をして ・・・ふくちゃんの
お散歩もして ・・・ あと、あと ・・・ これといって考えても特別のことはない。
自営業で子育ても仕事も必死になってガムシャラにやってきたつもり。
さいわい、子供たちはなんとか人並みに育って欲をいえばキリがないからこんな
ものかと自分を安心させてきたし。
廃業して毎日自宅で過ごすよう
になってどう一日を暮らそうかと
戸惑ったほどでした
それにも ようやく?慣れて、自分
の暮らしの形がだいたい決まって
きた この頃だもの
いったい何をして過ごしているのか
と聞かれて困ってしまいました。
何かをしないと いけないの?
専業主婦をやったらいけないの?
問うたお嫁さんには他意はないとは思うけど、働かないでゴロゴロ
している自分を責められた気分で応えはシドロモドロになって
しまった自分が情けなかったです。
お嫁さんは 旅行やカルチャー通いで飛び回って毎日を楽しんで
いるのでは? と聞きたかったのでしょう 多分
考えてみたら なんにも
してない生活は社会的な
死 かも。 ご飯を食べ
て寝るだけの毎日なん
て ・・・
もっと高齢になった
らテレビ漬けになる
二男の嫁さんに 私が呆けてもパソコンだけは持たしてネ と頼んでおきました
缶ビールのプルトップが開けにくく ワインのコルクが抜けなくなった
ら私も終りよね。 最近 缶ビールのプルトップが起こしにくいほど指
の力が弱くなってきたもの。 アァ 歳はとりたくない と月を眺めな
がらシミジミ思いました
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