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2012年10月30日 (火)

眠れない夜に

 今夜は満月です。 お月さまはその日の自分の気分によって
 輝きも変わってくるような気がします。

 昨夜のお月さまは真昼かと間違うほど明るくて深夜 ベランダに出
 て見とれてしまいました。

 どうして、こんなに月を見るのが好きなんだろう。
 無心で眺めていれば時間も忘れてしまいます。

 74560                      長男の嫁さんが、電話で

 話しているとき、お父さん

 は変わりないですか?

 お母さんは いったい

 毎日何して過ごしている

 んですか? と問うた。

                           

      いったい何しているのか?と聞かれても ・・・

外出しない日は、連れ添いのご飯の世話をして 家事をして ・・・ふくちゃんの
お散歩もして ・・・ あと、あと ・・・ これといって考えても特別のことはない。

自営業で子育ても仕事も必死になってガムシャラにやってきたつもり。
さいわい、子供たちはなんとか人並みに育って欲をいえばキリがないからこんな
ものかと自分を安心させてきたし。

74562_3 廃業して毎日自宅で過ごすよう 
になってどう一日を暮らそうかと 
戸惑ったほどでした

それにも ようやく?慣れて、自分
の暮らしの形がだいたい決まって
きた この頃だもの

いったい何をして過ごしているのか 
と聞かれて困ってしまいました。

                           

 何かをしないと いけないの?

 専業主婦をやったらいけないの?

問うたお嫁さんには他意はないとは思うけど、働かないでゴロゴロ
している自分を責められた気分で応えはシドロモドロになって
しまった自分が情けなかったです。

お嫁さんは 旅行やカルチャー通いで飛び回って毎日を楽しんで
いるのでは? と聞きたかったのでしょう  多分

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 考えてみたら なんにも

 してない生活は社会的な

 死 かも。 ご飯を食べ

 て寝るだけの毎日なん

 て ・・・

 もっと高齢になった

                         らテレビ漬けになる

二男の嫁さんに 私が呆けてもパソコンだけは持たしてネ と頼んでおきました

缶ビールのプルトップが開けにくく ワインのコルクが抜けなくなった
ら私も終りよね。 最近 缶ビールのプルトップが起こしにくいほど指
の力が弱くなってきたもの。 アァ 歳はとりたくない と月を眺めな
がらシミジミ思いました 

 

            

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2012年10月25日 (木)

一生懸命造ったでしょうに

 冷たい風がふいた翌朝

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 門扉の傍らに こんなものが。 小さな鳥の巣です。

 ナイロン紐を?細くして ぎっしりと、しっかり丈夫にできてます。
 巣じたいはしっかりしてたのに、強い風で落ちてしまったのね。

 すずめ かもしれないけど、サゾがっかりしていることでしょう ・・・

 並木通りの栃の葉が舞い込んでくる季節になってきました。

 この落ち葉を踏んで散歩をしたり 掃き集めたりする頃になると
 妹のことが思い出されて仕方がありません。

 48歳で逝ってしまったけど面白い性質の可愛い妹でした ・・・

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 栃の実は大きく

 ズッシリ重く 実

 は ツヤツヤ

 歩道の片隅に

 落ちていて

 運がいいと拾えます。

                            

             

74526_3  知り合いの画家さんのギャ

 ラリィから招待状が届きま

 した 今度 お山へ行った

 らユックリ 観賞させてもら

 いましょう

        

        

          

       

        

        

         

             

             

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 すばらしい色で咲き始めました。

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2012年10月21日 (日)

宝石のような実り

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 ネックレスにしたいような美しい実

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  雑草だけの時にはこんなに美しい実をつけるなんて

  おもいもしなかった。

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乾燥させて

リースを作ろう

束ねて軒下に

下げてきた

            

             

          

         

           

               

             

           

              

                     

                               

                 

                   

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  今さんのお宅のツワブキは八重咲きなので豪華な感じがする

      りんどう が咲き始めた

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  秋の贈り物はすばらしい。 落葉の絨毯もフカ フカ。

  高い空に飛行機ひとつ  風がときどき通り過ぎていった。

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2012年10月14日 (日)

草むらに座ってオシャベリ

  稲刈りが終った処もこれからの所も・・・

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 日差しもいくらか柔らかくなったのでブラブラと別荘地内を散歩
 した。 少し下りていくと、思いがけず牛の兄さんが草刈をして
 居る所にでくわした。

 草むらに座り込んでイロイロと世間話しを楽しんだ。

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 セイタカアワダチソウはどこにでも勢い良く咲いているもんだ

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 つわぶき はそこらじゅうにはびこって迷惑なほど

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 手入れをしていない林は一昨年の火事の時は良く燃えた。
 危うく 我が家も焼けるところを里人たちのバケツリレーで類焼
 を免れた。 ヘリコプターは山向こうのダムから何回も水を汲ん
 できて空中散布。 ニュースにまでなったっけ ・・・フゥ~

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 喋りながら牛の兄さんは木の枝でステッキを二本作り
 きれいに皮を剥いて丁度いい具合に作ってくれた。

 「乾くと軽くなって使いやすいヨ 」とニコニコして渡してくれた。

 近所のО兄さんは病が重くなって入院してしまったので話し相手
 がなくなって淋しい と牛の兄さん。
 カァさんが腰が曲がってしまって田植えも辛くなり、もう米はやめ
 ようよ と言うので今年は田植えもしなかった・・・


 美しい棚田も牛の兄さんが米つくりをやめてしまったら終りだね。

 牛を数頭 飼育しているので、私たちは牛の兄さんと呼んでいる
 けれど、そういえば兄さんも歳とったナァ

 ・・・ 牛の兄さんが作ってくれたステッキをつきながらトボトボと
 山小屋に帰ってきた。  だんだん変わっていって寂しいなぁ~

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2012年10月 9日 (火)

真面目=無味乾燥

 熱海温泉が寂れて歓楽街に人影がない  と。

 そんな番組を見ながら

 「熱海って、これといった魅力ないよね」

 お宮の松 とか 今月今夜のこの月を ・・・ナンテいっても現在の
 若者はなんのことか判る人すくないよね。

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 平穏死

 10の条件 

   長尾和宏

何故か最近 

このような話題
が気になるよ
うになってきた                

                

 熱海って坂道が多くて大変よね。 しっとり落ち着いた神社など
 あったり、有名人の別荘、大物人物の別宅などもあったりは、
 するけど。  昔は新婚旅行のメッカだったわね。

 ソウ ソウ 友達がね新婚旅行が熱海だったので、数年前に
 その時のホテル(旅館)がまだあったのでご主人と泊まりに
 行ったんだって。 お風呂に入って美味しいご飯食べて久し振り
 にユックリして幸せだったそうよ。

 「新婚旅行と同じ旅館に泊まってなんだってんだ?」(連れ合い)

 グッと詰まってしまいました。

 な、なんだって言っても・・・ ・・・ 結婚して何十年と過ぎて、子供
 を育てあげて、会社もソコソコ発展させてホッと一息したから
 二人の思い出の場所に行ってみたかったんじゃないの?

 アナタ 長い間家族のために頑張ってくれてありがとう。
 これからも健康で二人一緒に仲良く暮らしていこうね ・・・

 ってんじゃないの? そんな気持ちになるよねえ~~
 たくさん苦労してきたんだから。

 たまには新婚時代の気分に浸って現実を忘れるの。

 ・・・ ・・・ツマランッ ツマランッ!オマエのはなしは面白くないっ!

 大滝のジイサンみたいには言わなかったけど そんな顔して
 プイ と横を向いてしまった連れ合いでした。

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 ホンニ面白みのない

 真面目なお人だこと

                         

                         

                         

 以前 仕事場によくいらした 手相も見る 木馬を手作りする

 おじさんは 私の手相を見て ご主人で苦労する また、

 お宅は社長が陰 あなたが陽 と言った事があったっけ。

 連れ合いが女性的で私が男っぽいところがあるから 少し
 退屈する時が ・・・ 真面目はとっても大切なんだけど。
 すこしクダケテ欲しいナァ と何度おもったことか。 

 

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2012年10月 7日 (日)

昔は生活用水に不自由した

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 落ち葉を掃いていると 大工さんがテーブルの天板を持って
 来てくれた。 厚い杉の板二枚を合わせて綺麗に削ってくれて

 あとは足の部分の為に皮を剥いて塗装をした丸木を数本と。

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 毎年 倉庫の脇に咲く小さな蘭のような素晴らしい色の花 名前は知らず

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 昔はここら辺に水が無くて、ワタシラは学校から帰るとズ~ット
 下の沢へお風呂やお勝手の水を汲みに行くのが仕事だった。

 水道が引けたの大人になってからだった。
 冬は辛かったね~  と、お茶を飲みながら大工さんは言う。

 何代前から此処に住んでいるのか、お寺さんが火事になって
 しまったので詳しいことが判らないけど私で四、五代くらいかね
 上の学校なんかとんでもない(進学) 大工になるしかなかった。

 どうして、こんな不便な所に住み着いたかわからんねぇ~

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 いまじゃぁ こうして別荘地まで出来て、救急車も上がってくるし
 車があるからいつでも買い物にも行ける。
 仕事をしないで住むだけならいい所だとおもうよ ・・・

 口下手で愛想はないけど、ユックリ ユックリ大工さんは
 話してくれた。 遊びに登ってくるだけでは、なんだか申し訳
 ないようだ。 そういえば、ジッチャンも随分年取ってしまったけど
 よくお茶しながら昔の様子を話してくれたっけ。

 ジッチャンは登ってくる途中 畑で蕎麦の手入れをしていたので
 挨拶しながら通り過ぎてきた。蕎麦の花は白く 真っ盛りだった。

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2012年10月 2日 (火)

どんよりお天気の日は

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 タマスダレが庭のあちこちに咲いているのに気がついた

 地味なお花だけど、よく見ると清楚でいい花ですね。

 台風が過ぎ去って昨日は快晴でした。十五夜のお月さまも
 夕べの輝くようなお月さまも心に沁みるようでした。
 哀しい事 暗いこと 思い悩むことが手を変えしなを変え次から
 次へと起きてくる毎日でも 夜空に輝く月を眺めたり 涼しい風に
 あたったり・・・そんなことをして深く傷つかないよう 安らぐように
 人間の心は本能的にはたらくように上手くできてるんですよね。

 草むらに鳴く コオロギは 亡き父母か

 耳澄ますほどに わたしを呼んでいるような ・・・

   夜の散歩道は虫たちの大合唱です

 帰りには バアチャンのこと見て行って

     母には いまも老い母が居るらし ・・・

   ホームに住まう母に逢いに行くと、帰りにはきっと母は自分の母
    の心配をしてこんなことを言ったものです

 秋はなんとなく寂しくなる季節じゃありませんか   私だけかなぁ~

 

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