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2012年12月30日 (日)

いつまでも忘れないよ

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 12月29日  夜 湯船につかってわたしは泣きました

 ずいぶん年月が過ぎてしまったけれど、この日のことは一生
 忘れることはありません。

 あの日妹が48歳で旅立ちました。   苦しんで、苦しんで ・・・

 カァサン  カァサン と二十歳にちかい甥っ子は必死に今
 旅立とうとしている母を呼び続けていました。

 ちょうど、いままさに日が落ちようとしている夕暮れの空は
 雲も茜色に光って、オレンジ色のひかりのすじが妹に手を差し
 のべているような不思議な光景に見えました。

 悲しいのに 気持ちは真っ白でした。朝からズッとベッドの横に
 居て、しっかり妹の最後を見届けました。

 いもうとが いま旅立ちぬ茜空 迷わず逝けよ 父の待つ空

 など、うたったこともないのに不細工なうたが思い浮かぶのが
 私らしいナ と他人事のように思えたのでした ・・・

 そして、その翌年 一番最初に飼っていた 愛らしいマルチーズ
 の 雪丸が12月25日に病気で逝きました。
 入院していた酸素の部屋で ~ ~

 雪ちゃんまで失って、そのときペットロスなどという変な病気?
 になってしまいました。 ストレスが溜まっていたんですね。

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 歳をとると、昔のことが想い出される といいます。

 わたしも年取ったということですね。想い出は年月がたつと
 少し 甘悲しい、ほろ苦いお酒のようになります。

 静かなお風呂で妹やペットを思い出すのも自分なりの癒しかも。

 

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コメント

また、福島県のフォークデュオ「あほうどり」のヒット曲の歌詞が頭をよぎりました


♫もしも、この世に別れなど無く

 出会いだけが生まれて来るなら

 きっとあなたと私は 

  幸せな日々を迎えられた・・・♫

投稿: 玉井人ひろた | 2012年12月31日 (月) 17時00分

>玉井人ひろたさま

独りよがりの話ばかりでまた一年過ぎてしまいましたのに、コメントをたくさん有り難うございました。

逢うは別れのはじめなり と言いますが生まれて死んで・・また生まれて。別れと出会いを繰り返し、泣いたり笑ったり これが人生なんですね。

どうぞ静かで良い新年をお迎えください。

投稿: 一人しずか | 2012年12月31日 (月) 19時52分

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