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2013年1月21日 (月)

終の棲家

 昨夜 テレビ番組で 衝撃 老人漂流社会

 病院や施設、家族にも頼れずさまよう高齢者 というものを見た。

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 終の棲家なら、今住んでいるこの家 と思っていたけれど、
 良く考えたら、この家で歳を取り、病気にかかって動けなくなり
 ある日、誰にも看取られず孤独死をする ・・・

 なら、誰に遠慮もいらない 自分の家だから。

 だけど、幸か不幸か救急車で運ばれて病院へ入ったら最後
 気楽に静かにあの世ゆきはできなくなりそう ・・・

 病院であの世にいくんなら我が家は終の棲家ではなくなるの
 では? とおもった。

 ・・・借家やアパートなどに住み、持ち家のない老人は病気に
 なって病院を転々とし退院しても最後は帰る場所が無くなり
 受け入れてくれる施設も無く彷徨う。(そんな内容だった)

 たらい回しをされる老人の不安そうな悲しげな瞳を見てやりきれ
 なくなってしまった。 元気で働いているうちに老後の備えをしっか
 りしていても長い人生に何があるか判らない。
 だから、たとえお金が無くなっても、自分の家ならそこで死ねる。

 でも、なんにも持たない老人は ・・・

 そんな老人に生活保護費を出して施設に面倒をみさせる なら
 いっそ、国が廃校になった校舎や余分な箱物などを老人専門の
 施設にしてまとめて面倒を見てくれればいいのに。
 などと簡単に考えてしまった。

 連れ合いが、一階は普通の老人 二階は認知症 三階はもう
 動けない寝たきり で、看取りまで。 と言った。

 国営老人ホーム があれば金持ち以外は皆いっしょ。
 それもいいかも ・・・わかりやすくて。
 

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コメント

私の周りや親戚にもそう言う家族がおりますので、その施設確保の難しさは身に染みております。

一番の問題は、介護をする人材不足ですね。

投稿: 玉井人ひろた | 2013年1月26日 (土) 21時59分

>玉井人ひろたさま

 介護をしていると若い人達は仕事ができず、また年老いて           くると体力的に老親の介護は無理。
心配なく面倒を看てもらえる施設があれば安心ですね。                                国営で職員は公務員なんて。

投稿: 一人しずか | 2013年1月27日 (日) 13時26分

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