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2013年6月29日 (土)

なんだかガッカリしてしまう

 お見舞いに行ってきました。バレンタィンデーのお返しに薔薇の花
 を一本 リボンをかけて、日舞のお稽古仲間の女性たちに配る と
 いう アノ粋なオジサンの所へです。

 きのう、電話があったのです。「黙っていようと思ったけど、今入院
 しているんダヨ。 なんだか淋しくなっちゃって ・・・」  と。

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 むずかしい病気のようでした。大きな手術をしてひと月近くに
 なる今 体力つけようとリハビリに励んでいる というのです。

 三年は生きたい  早く退院をして何時ものように遊びに行く
 からネ と。 会社を整理しなきゃいけないし、やらなきゃいけない
 ことは山ほどあるからこんな事していられない。

 少しでも食べて体力つけて、一日も早く退院して遊びにきてネ と
 しか言えませんでした。

 11階の病室の窓からビルや賑やかな町並みが良く見えました。

 夜になってそれらの明かりが綺麗なことでしょう ・・・

 特別個室の窓から、一人で眺めながら今頃なにを思って
 いるのでしょうか。

 若々しくステキなオジチャンだったけど、きょうの彼は、やっぱり
 普通の高齢のオジイチャンになっていました。
 連れ合いと同年齢です。 年も年だから、いつかは似たような状態
 に我が連れ合いだってなるかもしれない。

 これから先のことを想像すると他人事とは思えない。

   なんだか 淋しいナァ 不安だわ ~ ~ ~

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コメント

 病室ではやつれて見えても、やはり粋な方だと思います。
 ガールフレンドがいて、その人に病室に来てほしいと頼めるなんて、こんな時でも素敵な男性ですね。
 フランスの女優さんの自伝で、親しい監督さんの病室に呼ばれた話を読んだことを思い出しました。

投稿: 般若苑 | 2013年7月 1日 (月) 07時52分

>般若苑さま
彼は連れ合いの幼馴染 同級生です。
私たち三人でたまに逢ってオシャベリする仲です。チョコなんてあげないし薔薇も貰った事は無い関係 笑 
気心しれてニイチャンみたいな人だけど、やはり高齢だってことが嫌ほどわかります。年を取ると言う事は淋しいものですね。一人二人と、段々居なくなっていくんですもの。

投稿: 一人しずか | 2013年7月 1日 (月) 20時27分

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