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2013年7月26日 (金)

南西の空に稲妻が走る

ときどき ドロドロと空が光ってモクモクの雲の上にもの凄い稲妻
が走り、不気味な雰囲気でした。

  75065_2私のカメラでは稲妻は無理でした。

帰宅して いつもコメントをいただく つぶやき古道の玉井人 
さんの部屋を訪問しました。 おはなしによると ・・・
きょうは、四谷怪談にちなんで「幽霊の日」だということでした。

四谷怪談は、子供心にも怖いとおもった話ですからねぇ。

昔の映画でも見ましたが ソリャァもう 恐ろしく不気味です。
戸板返しや、鏡を見て醜くなった自分の顔に嘆き悲しんで、長い
髪をクシで梳くすがた ・・・ 怖かったです。

日本の幽霊は心底気味悪いですものね。 そのてん、外国の幽霊
は笑ってしまうようなものが多いですよね。

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 たまには読書でもしようかと本屋を覗いて、ちょうど本日発売
 の直木賞受賞作品が入荷したばかりだったので買って来ました

 それにしても、芥川賞受賞作家の若い人たち なかなか二作
 三作目がでない人が多いようですね。

 

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2013年7月23日 (火)

時間よとまれ

きょうは、36度以上にもなる猛暑の一日でした。

夜になっても温度は30度をこしています が、夜風は生ぬるい
ながら汗に濡れた肌には心地よくかんじます。

お月さまはまんまる。 暗い群青の空に飛行機雲が二本交差を
しています。

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二人の孫は大学生、高校生となり楽しい?日々をおくっている
ようす。息子たちは人並みに働き、性格が正反対の二人の
お嫁さんは、ほぼ同年で、どちらも働き者だし。
今が女ざかり? このお嫁さんたちに任せておけば家庭も大
安心。 

私は連れ合いと静かに、病気をしないように暮らしていれば
みんなに迷惑もかけなくて済むし ・・・

いろいろ考えれば ナンダ 今が一番何にも無くていい時じゃ
ない?    欲をいえばきりないからこれでよし。

     夜空を見上げながら 時間よとまれ と祈りました

が、考えてみれば、若い人たちには時間が止まってくれてはまずい
のですよね。 若い人達が幸せに過ごせるように心から祈りました。

75067   心頭滅却して可愛い

  巾着袋を二個作り

  ました。

  大学生の孫に今度

 出会ったらあげよう 。。

と、思いましたが今時の子はこんなの要らない、使わないという
かも。 冷やし中華の空き容器で小物入れもまた作ってしまいま
したが、そう何時も出来合いの中華ばかり食しているわけでも
ありません。  みんな単なる暇つぶしにすぎませんね。

 暑くて長い一日でした。公園の地面は蝉が這い出た穴が一杯
 あいておりました。 どんどん数が増えているようです。

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2013年7月20日 (土)

お隣の町の花火

近所の夏まつりのトップ 隣町の花火があがり始めました。
家の中に居るより夜風の涼しい外のほうが気持ちがいいです。

所々に、人々が外に出て花火見物をしておりました。

「こんばんわ 風が涼しいですね。花火きれいですね」

「昔はもっと良く見えたのに最近は建物が多くなって残念ですね」

Photo

 「ここが一番先で、来週は天王町かしら?」 など、立ち話を
 しながら散歩をしてきました。
 いつもの2倍時間がかかったようです。

 帰宅して、ソロソロ花火も終盤です。連打が始まりました。

 ヒューヒュー音もして、家の中に居てもズシンズシンと音が響き
 ます。

  花火って何故か寂しい感じがしますね。

  空しい というか 儚いというか 華やかさは一瞬ですね。
  

  流氷を見に行った数年前、凍った阿寒湖の花火を見たときは
  もっと寂しかった。 涙が出るほど不安な感じがしたのでした。

    見たいくせに寂しい花火です。

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2013年7月18日 (木)

後悔しちゃいます

今年は、メダカやグッピーがたくさん生まれて増えてしまいました。

グッピーは一つの大きな入れ物にまとめて外に出してあります。
メダカはバケツやプラ容器などに分けて育てていました。

ある日、 お隣のお父さんが「暇つぶしにイイネ 少し分けて」 と
垣根越しに言いましたので、大人メダカ 赤ちゃんメダカ 取り混
ぜて結構な数を里子に出しました。

 Photo

そして、数日前  里子のメダカの様子を見てしまいました。
あんなに数多いメダカを30センチもない深さも10センチほど
しか水を張ってない薄いガラスの箱に入れて飼っていたのです。
あげるとき、大きな容器でと、大まかに飼いかたを説明したのに。
判っているようすだったのに。

一緒につけてあげたホテイ藻も色褪せていました。
多分 メダカはあげた時の半分も生き残っていないでしょう。
何でも熱心に興味深くやっている人だから、我が家のメダカより
幸せな飼われかたをする と期待してました。

エサは何やってるの? と聞くとパンクズ というので、ガックリ

里子に出したメダカのことが、あれから頭に浮かんで、なるべく
お隣を覗かないように必死にこらえている私。

どうして自分から、気にかかることを作ってしまうのでしょう ・・・

  アァ~ 里子にだすんじゃなかった と、後悔しきりです

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2013年7月12日 (金)

源氏物語の女たち

薄暗くなって公園へ行くと、入り口近くの木の根元で幼い坊やを
つれた若い母親がなにやら珍しそうに一生懸命何かを見ていました

一緒になって覗いてみると、それは夥しい数のセミの幼虫が今、土の
中から這い出して木の幹にゾクゾクと這い上がっている光景でした。

今夜一晩中かかって、一生懸命羽化をして、明日の日中には大きな
声で鳴くのでしょうね。 そして、短い一生を精一杯生き切るのでしょう。

おもいがけず、珍しいものを見て、風に吹かれて歩きながら 空蝉と
いう言葉を思い浮かべました。

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源氏物語に登場する女性の中では、空蝉が一番聡明で控えめ
で好ましい女性ですネ  人の道を外れて源氏に溺れてしまい
ますが、自ら身を引いてみちならぬ恋に終止符をうつのです。

歩きながらアレコレ別の女性たちのことも思い浮かべました。

女なら 夕顔のようなか弱い女性も男好みだわ。源氏が通い
つめるのも解るけど、娘の玉鬘
(かづら)を産み 後に呪われて命を
落とす・・・なんて薄幸の運命の女性なんだろう ・・・

花散里も親しみを感じる女性だし 末摘姫も可哀相だけど一途
な哀れな女性だし ・・・

紫の上なんか、考えてみれば源氏の君に非人間的なことをされて
一生を台無しに?されたものよねえ ・・・許せない男 光源氏

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 光源氏に男を感じたことは無いけれど、たった一箇所だけ、

 夜 親友の頭の中将と源氏の君が関係のある女たちの品定め
 を語り合うくだりは、普通の男たち という印象で笑えてきたもの
 だった ・・・

 など など、つまらないことを思いながら歩きました。 風がサヤ
 サヤと気持ちよく 三日月は大分太って滲んでおりました。

 セミの幼虫を見て、おもいがけず源氏物語を思い出した夜でした。

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2013年7月 9日 (火)

猛暑が続きます

月曜日の午後に、連れ合いを病院に迎えに行ってきました。

目も眩むような暑さです。 たった一週間の入院で、もう心配ない
ですよ と言われた連れ合い ・・・なのにヨロヨロ弱々しいのです。

病室に居る時、となりのベッドの元気?なオジイチャンに「イイワ
お宅は奥さんが元気だから助かるね」 と言われました。
連れ合いが こんなふうだから私が元気の振りしてなきゃならない
となりのおじいちゃんは 連れ合いより三つも年長でした。
わたし 病気でも、この方のように前向きで明るい人が好きです。
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75052  退院したら遊びに行くからね とオジイチャンは言って
 連れ合いに 忘れ物は無いか? お財布は置いていっていいよ
 とか、お世話を焼いてくれました 笑

 オジイチャンは入院のプロ 先月から二回目の入院 なんて
言って笑ってました。

四人部屋に居たのですが、奥様方がやってきてご主人の世話を
焼いている様子を見たり、聞くともなしに夫婦の会話を耳にして
キチンと話のやり取りをして落ち着いて愛情が一杯 と感じまし
た。 夫婦って、コンナ風に会話しているのだな と珍しく思い
ました。 我が家は いつも一方通行 主人が私にしんみり
事細かく話をする なんてことは今までめったにありません
話のできる夫婦はイイナァ と羨ましくおもったことでした。

帰宅して お風呂の支度をしてやり ご飯を早めにしてやりました。
連れ合いは いつもの通りお酒をほんの少し飲んで日常に戻った
ようですが、無口は倍増しました。

   世話かけたね  大変だったね ありがとう  位言っても
   いいかなぁ~? と胸の中で思ってしまいましたワ 

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2013年7月 3日 (水)

不安が現実に

 連れ合いの友人のお見舞いをして感じた漠然とした不安が
 その後 二日とたたずに的中してしまいました。

 私の風邪がうつったのか、咳っぽかった連れ合いが月曜の朝に
 とうとうダウンしました。
 様子を見て、以前にした脳梗塞が再発したのかと慌てました。

 救急車を呼んで病院へ。 着いた頃には熱が40度近くもあって
 意識は朦朧 ・・・幸いCТ検査では脳には異常なく、そのまま
 入院となりました。 

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 これから老いてゆくばかりの残り少ない日々のなかで、健康に
 関する心配が一番大きいのです。
 何かあっても、まず二人で乗り切らなきゃいけません。
 若い者たちに世話をかけるのは最後の最後だと思ってます。

 さいわい、連れ合いの熱は下がってきました。

 年を取ってくると、こうして大変なことが起こってくるものなのだ
 いよいよ老老介護の生活に突入しつつあるんダナ と
 夜 大げさかもしれないけれど考えてしまいました。

 フクチャンが大好きなお父さんが居ないのでションボリです。

 私も今夜 数日振りにご飯を炊いて一人で食事をしました。

 気がついたら、この所 ちゃんとご飯を食べていませんでした。
 普段 あまり仲の良い夫婦でもないのですが、イザとなれば
 そんなことも言っておれません。
 病院を行ったり来たりしながら、夫婦は普段の関係が大切だ
 こんなとき良くわかる と感じたものです ? ??
 

 

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