ツクツクボウシの声はまばらになりました
木々のこずえは強風でゴーゴー鳴っておりました。
空は吸い込まれそうに蒼く、日差しはまだ肌にチリチリいたく
感じます。 10月もなかば近く、お山の雰囲気はいつもの年と
なんだか感じがちがう?
群れたススキは
風がふくといっせい
になびいていました
今年は柿の成り年のようです。
お山の住人の動物たちが見つけるまえに、少し収穫
しましたよ。 あとはドウゾ存分に味わってください。
お向かいのチョビちゃんは、車を止めた瞬間から、もう鳴きだし
て、普段は静かなのに、青年はその声に閉口して抱っこする
ようです。 すると大人しくなるということですが、いつまでも私
が帰るまで抱っこしているわけにはいきませんよね。
仕事もはかどらないでしょうから、私のお山訪問は迷惑に感じて
いるかも ・・・ 何かいい方法はないかしら?
普段静かな環境なので、チョビちゃんは人の気配にも慣れてない
かもしれない。
・・・ そのうちリードをつけて仕方なく?表にでてきます。
外にでると、一目散に鳴きながら走ってくるのはいいのだけど
手を出すと絶対掴まらないように後退しながらシッポを振って
ます。 オヤツのオバサンが来たのは嬉しいけど触られるのは
イヤなのね。
話しているうちに青年が気を使って必ず抱っこさせてくれます。
あんまり愛想のない若者だけど、神経は細やかで優しい子な
んですね。 人柄のいい好ましい青年です。
きっと一人ぼっちが好きなんですね。
ヘビの枕はこれから宝石のようになってきます。
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コメント
かあさんの別荘が有るお山もすっかり秋に成ったようですね、柿も良く熟れているしツタの葉も真っ赤ですね。
ヘビの枕の実は食べられるのでしょうか?
こんな良いところにいてもメランコリックな気分になるのですね。
投稿: tabibito | 2013年10月14日 (月) 21時28分
>tabibitoさま
催促しちゃってすみません。
日常生活に倦むと気分が落ち込んでくるのです。
山は山で静かで寂しいのでまた沈みます。
どうも老人性の鬱かも。身近な者達は笑いますが
ヘビの枕なんか食べたら死ぬのでは?
なんでも口に入れたらいけませんよ。気をつけてくださいね。
投稿: 一人しずか | 2013年10月14日 (月) 22時09分
白い花の「ヨメナ(嫁菜)」に、赤い実のような花の「イヌタデ(狗蓼)」、どちらも若芽の内は食用になる山野草です。
ヨメナ(嫁菜)は、昔食材や味噌汁の実がなにも無いときに使い、嫁が助かったとか・・の謂れも有りますが、現在は食べる人は私を含め居ないでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2013年10月15日 (火) 19時36分
>玉井人ひろたさま
食べられるなんて初めて聞きました。
嫁が助かる~ヨメナ 昔の人は食用になる植物
など良く知っていたんですねえ。キノコなんかも
ちゃんと見分けたりして・・・そういえばキノコの
シーズンですね。秋田の学校の時は鍋や調味料を持参
してキノコ狩り遠足でキノコ汁を作って食べたっけ。
投稿: 一人しずか | 2013年10月15日 (火) 22時18分