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2014年8月28日 (木)

老いらくの恋

ニュースを見ていたら、75歳の男性が、別れ話のもつれから

84歳の女性を殺害しようとして逮捕された ・・・ と言ってました。

9歳も年上のお婆ちゃんは、年齢など気にならない程魅力的な
女なのか?   それにしても、情熱的なお年寄りも居るものだ
と感心してしまいました。

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そのご、詳しく話を聞いたら、二人は30年ほども交際が
続いているのだそうで  すると…男性は40代 女性が
50代から ということですよね。

男と女の関係とは、げに不思議なものですねえ ・・・

でも、これだけは言えるのではないかしら? 

異性への関心や興味 そして恋心をもつってことは幾つに
なっても精神や肉体を活性化させる ことにつながる と。

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老人施設などでも けっこう男女関係を巡っていろいろな
問題があるそうです。  何歳になっても人間って瑞々しい
感情は消えないものなんでしょうか。

我が家に今咲いているカボチャの花が、こんなに鮮やかに
力を振り絞って開いても、結実の季節は終わったので
実を結ぶことは無いでしょう。

季節外れのカボチャと同じなら空しいだけに、老いらくの恋は
真剣で純粋なのかもしれませんね。 もう失うものは何にも
ないのですから。

ナンテ、がらにもなく、お年寄りの恋について考えてしまい
ました。 自分も悲しいけど、一人前?の老人なので ・・・


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2014年8月21日 (木)

度胸が良くてハラハラ

最近 運転免許証を手にしたばかりの二十歳の孫娘、なんと
関越自動車道 鶴ヶ島から全面開通した圏央道~海老名から
東名高速に入って、はるばるやってきました。

とちゅう、サービスエリア等に寄ってご飯を食べたり、買い物を
したり、楽しくやってきたようです。
高速の方が走りやすい。 普通の道の方が怖いの  なんて
ニコニコ屈託がありません。

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けっこう大きいマミィの車に初心者マークをくっつけて。

この子は大学生ですが、日本名とアメリカの名前とふたつ
持ってます。  最近話題の アナと雪の・・・の アニメと
おなじアナというのです。

大学は、随分遠いので早朝から通学に頑張っているので
そのうちに、クルマが欲しいといいだすのかもしれません。

それにしても、現代っ子は度胸がいいのですねえ。私なんか
高速に入る時はドキドキして、目的地に着くまで必死でしたのに。

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 彼女は 一泊して帰って行きました。

 また何処かに寄って行くのでしょう。自宅に着くまで大丈夫か
 ハラハラ心配になってきます。
 マミィが横についているからいいのですが。

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2014年8月18日 (月)

もう栃の実がこぼれて落ちてきました

毎日蒸し暑いはっきりしない日が続いていました。

きょうは、久しぶりに気持ち良く晴れて日差しは痛いほどです。


夜の散歩では、虫の声も大きくなって、ふく風は心地よい
涼しさで、秋の気配がしています。

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栃の実の並木通りで、高い梢から落ちてきた実をひろいました。

ことしは、ずいぶん早いとおもいます。

そういえば、蝉の鳴き声も元気がなく、少なくなったようなきが
します。

あんなにたくさん成ったトマトも終わりました。キュウリも茂って
はいますが、一休みの状態です。

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朝顔は元気で今がさかりですが

夏はもう終りなんですね

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2014年8月15日 (金)

終戦記念日

その時 4歳になるかならないかの私には、ハッキリした記憶は
ありません。

母や姉弟と 母の実家に身を寄せておりました。

連れ合いの父は、軍人で中尉さんだったので、子供心にも
大変 父親が誇らしく、馬に乗って従卒を引き連れて帰郷した
父親の姿が強烈に心に残っているらしいです。

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この頃が一番幸せな時だった

かもしれない  と、連れ合いは語ります

                   

終戦になって、どのくらい経ったのでしょうか、 ある夜

表の板戸をたたく音がしたので、開けてみると、軍服の
兵隊さんが立っておりました。
怖い顔した、知らないオジサン と思いましたが、復員してきた私の父だったのです。

いっぽう、連れ合いの父は、二度と帰ってはきませんでした。

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戦死して、中尉から大尉へと、身分は立派になりました。
でも、もとの平和で、家族そろった幸せな家庭は二度と
できないのです。

しょうじき、それから以後の連れ合いの人生は、人にも
言えないほどの苦難の連続だったといいます。

戦争は なに一つとして良いことがありませんね。

  ちなみに 雑炊 すいとん は見ると切ない  という高齢
  の知り合いがいます。 それから さつま芋 も ・・・


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2014年8月11日 (月)

お盆が近いから来てくれたの?

夢を見た

朝がた 三時少しすぎ。 

ウ~ヤンが、ニコニコしてやってきました。
おくさん 元気だったかね? 色白のながい顔して、優しい目が
笑っています。

ハイ と手渡してくれたのは、紙袋に入った 暖かい焼き栗です。
ウ~ヤンの家の近くにある いつもの焼き栗屋さんのものですね。

ウ~ヤン 変わりなかった?  心配してたの。
ゴメンネ お見舞いも、お葬式も行かなくて お別れができなくて
いつも気にしてたんだ。

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ウ~ヤンは、ただ優しく笑っているばかりです。
大きくて、まつ毛の長い 馬のようなかわいい目 と いつか
言ったら ありがとう 馬で良かった と笑ったウ~ヤン。

連れ合いの遊び仲間 ウ~ヤンは お向かいの工場に働いて
いた人でした。   定年になってからも、早朝 ボイラーの点火
をする役目で来ていて、その仕事が終わると、我が工場に寄っ
て始業時間がくるまで休んで行くのが日課の人でした。

自分から何を話すわけでもなく静かで穏やかなオジチャンで
した。
ある日、奥さんが自転車でこけたのが災いして、寝たきりに
なってしまいました。
一人息子が居たんですが、旅行先で京都大学を卒業した と
いう女性と知り合って 電撃結婚をしてサッサとウ~ヤンと
寝たきりのお母さんを放って、婿養子となって行ってしまった
という 事情がある人でした。

何年かして、お母さんが亡くなり  そしてウ~ヤンもボイラ
炊きをやめて めったに逢えなくなったのでした。

二、三年前のある日

突然 息子さんから我が家に電話がありました。

「父が亡くなって 家を片付けるのですが、盆栽がたくさん
あるので父の形見と思って貰ってくれませんか?」 と。

ひどい と思いました。 ウーヤンのお隣さんに聞きに行くと
「お葬式もコレといってしないで、息子さん一人だった。 
お花の一本もないので、私は棺の上に庭に咲いていた百合
の花を乗せてやった」 と言いました。
突然 具合が悪くなり入院して間もなく亡くなった ・・・と。

事情というのもあったのでしょうが、連れ合いや友人たちにも
別れも言わず旅立ったウ~ヤンでした。
何処へ葬られたのか分からないウ~ヤンです。

奥さん 亡き後 一人で住んでいた、小さな平屋は、今は
草茫々  雑草の中に昔からあったキンカンの実だけが
遠目にも黄色い点で見えて 淋しい気がしたものでした。

その ウ~ヤンが来てくれたのでした。
なんで 連れ合いの処でなく 私のところへ?

ウ~ヤン 草ぼうぼうで玄関入れたの?
長い間の閉め切りの部屋で淋しいでしょう?

夢でも良かった  以前と変わらなくてよかった。
ウ~ヤンに聞いてみたいことがあったんだ。 ほんとに 背中
に般若が居るの?  友人たちと旅行に行っても、けっして
お風呂に一緒に入らなかったという人。

体にどんなものが彫ってあっても私たち変わりなく友達だものね。

今夜はビールを一本 テーブルに置くから飲んでいってね。

お盆だから こんな夢をみてしまったのか?    

ウ~ヤンにもらったアッサムサクラは良く咲いていっぱい
増えていますよ。 紅白の二色に いつのまにかなったんだよ。

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2014年8月 6日 (水)

灼熱地獄 広島原爆忌

洗濯物を乾そうと、ベランダに出たら、遠くでサイレンが鳴って
います。

八月六日 朝 八時十五分 晴れ

また ことしも、この日が巡ってきたのですね。

大きなきのこ雲がムクムクと沸き立って、一瞬にして廃墟に
なってしまった町。      真夏の朝の恐ろしい出来事。

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焼けるような陽を浴びながら ベランダで黙とうをしました。

こんな時は、言い表せないような怒りが湧き上がって頭が
パニックになってきそうです。

こんな残虐なことをしながら、 戦争を終わらせるため などと
釈明して 正当づけるのが人間なんですね。

人間は 時には 恐ろしい生き物になるんだ 信用しては
イケナイ と どこかで囁く声が聞こえてきます。

一度ならず 二度も。    悪魔としか言いようがない。


暑い風の吹くベランダで、許せない気持ちで祈りました。 

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2014年8月 2日 (土)

暑いのにご苦労さん

ところどころに土の山がモッコリと盛りあがっています。

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さては、我が敷地に住んでいるモグラでしょうね。

今年の春 一匹のネズミのような、鼻の長い小さな動物が寒い
外で死んでいたけれど その家族なんですね。 きっと。

きょうは、梅の枝を少し切ってきました。
まだまだ、やりたいことがあるのですが、一週間ほど山小屋に
泊りこんでやれば、少しは綺麗に片付くとはおもいます。
下界の生活の煩雑さにかまけて なかなかお山に滞在するこ
とも自由になりません。

いつも山をおりるときはやりのこしたという半端な気持ちで
下りてきてしまいます。

帰り 天竜川の堤防沿いは、今夜の 鹿島の花火大会 の
支度で大賑わいでした。
たこやき やきそば やきもろこし 等々 たくさんの出店が
ズラリと並んで忙しそう・・・土手には、桟敷がビッシリ並んで
いました。

ついでだから このまま花火見物をしていこうか   ナンテ
言ってくれるような連れ合いではありません。
目的にまっしぐら、行きも帰りも決して寄り道はいたしません。

私はその時次第 ユキアタリバッタリ 道草が好き。
どうして、こうも両極端なんだろう。
出会いの神様がへそ曲がりだった とか?

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朝 初めて朝顔がひとつ開きました。

昨年 いい色に咲いた花に糸を縛ってしるしをつけておき
種を採取しておいたものの一色です。

これから どんな色がさくのでしょうか。
夏の朝のささやかな楽しみがひとつ増えました。

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