我が家はどちら?
私たち昔からの一つの班(10軒たらず)のうちの一軒の
ご主人が亡くなられました。
同じ班内で不幸があるのは、長い月日のあいだにこれで3件目
となります。
私と同年の奥さんは、 家族、近親者だけでセレモニーホールで
通夜 葬儀を執り行うので、班の皆さんのお手伝いは必要ありませ
ん。また自宅での受付(弔問 香典など)はしない。
と言いました。 最近そのような葬儀のやり方が多くなりました。
代々続く地元の家が少なくなって、他所から来た住民が多くなった
せいでしょうね。
そうは言われても、何もしないわけにもいかない。
班内の皆さんと相談して、誘いあって通夜 葬儀に行って
きました。 多分 ご本人には迷惑かもしれないと思いながら。
葬儀は,神式で執り行われていました ・・・
私も今まで、取引関係、田舎の親戚などで、沢山の葬儀に
出会ってきたけれど、仏式より神式のほうがシンプルで簡単
のようにおもいます。
葬儀以後の行事もあまり無いし、楽でいいから宗旨替えした
という話も良く聞かれますね。
そこで、無宗教 無関心 信心心のない我が家はどうしよう と
考えるようになりました。
親戚 実家などはお寺さんの檀家にはなっておりますが、私たち
何にも無しの新家もちなんです。
私たちから始まって、繋がっていく家なので、できるなら将来子供
たちに負担をかけたくないし ・・・と悩みます。
せっかく、この世に生れて、生きて、最後には灰になって
樹木の下や海に遺灰を撒かれてしまって何にも痕跡も残さな
い、というのもそれは、それでいいのかもしれませんが、なんか
寂しいじゃありませんか。
小さくても、オモチャのようなお墓でも、あれば誰かが何時か
想いだしてくれた時お参りしてくれるかもしれない ・・・
お墓は必要ですよ。 (墓そのものが子供たちに負担か?)
イザという時の為に、具体的に自分たちの最後の時のこと
などを考えておこう そして、ある程度の準備もしておこうと
いろいろ考えさせられたご近所の葬儀でした。
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コメント
私の町でも、お葬式は、この数年で、全く変わりました。以前は、町会の主な仕事のひとつでしたが、今では、後でひっそり回覧板を回す方が主流になり、葬儀参列は激減しました。
先日、帰郷した際、お墓参りの後、そこで、お弁当を食べましたが、とてもくつろいだ気分になりました。もし、実家がなくなっても、お墓があると、そこがルーツだと実感できます。
投稿: 般若苑 | 2015年4月21日 (火) 21時28分
>般若苑さま
小さな村ほどの人口のある町内なのに、訃報の回覧板が急遽町内くまなく回されるのです。
昔の習慣を今も変わらず繰り返しているのですね。 みんな済んでから回覧板を回すのはいい考えだと思います。
やはり、お墓はあったほうがいいですよね。分相応のささやかなものを用意しましょうか ・・・
投稿: 一人しずか | 2015年4月21日 (火) 22時51分
お葬式というのは家族葬と言うのが増えましたね。
私の地域でも葬儀社が儀式の中心となってからは、かなり簡略化されましたが大筋では昔と同じ(神仏習合式)です。
これは、日本人がのほとんどが‘仏式’だと勘違いしているのがお葬式です。
そもそもお葬式とは「葬儀」と「告別式」を足して出来上がった造語ですが、それはすべて神仏習合のやり方です。
通夜⇒古代神道の儀式(仏教には無い)
清め塩⇒神道(仏教には無い)
一周忌⇒儒教(仏教には無い)
等々ですが、浄土真宗では神道や儒教などから由来する所作は省かれますので、神式葬儀よりさらにシンプルになりますよ
投稿: 玉井人ひろた | 2015年4月22日 (水) 19時00分
>玉井人ひろたさま
葬儀と告別式は別のものなんですね。
そういえば、有名人や地位の高い人などは日を改めて告別式をすることが多いですよね。
葬儀が済んで後 七日に渡って毎日和尚様が来宅するとか、いろいろ段階的に行事があって経済的にも大変など、よく聞きますが私にはサッパリ分かりません。無知で恥ずかしいですが。
神式は、棺に〆縄、鳴りもの無し線香は焚かない、引導はわたさない等珍しいことが一杯でした。 マァけじめの儀式の一つなんだから死んじゃった私には分かりようも無いので、あまり形式には拘らなくてもいいのですが・・・この世から居なくなるんですから区切りの儀式は必要でしょう?
浄土真宗には49日、一周忌などは無いのですね。初盆もなければ楽ですねえ
投稿: 一人しずか | 2015年4月22日 (水) 20時21分
葬式は、いわば‘地域葬’によって行われるのが一般的ですね。
僧侶が毎日来るというのは初めて聞きました。そちらでは一般的なのでしょうか?
私の従兄弟の神式の葬儀がに列席させてもらったことが有ります。
葬式は、焼香のかわりに米を使って同じことをやり、当然香典も有り、通夜式も有り、埋葬の儀式のまた面倒なこと、わたしが慣れ親しんだ葬儀より面倒で面食らいました。
投稿: 玉井人ひろた | 2015年4月23日 (木) 18時47分
>玉井人ひろたさま
葬儀が済んでからも、毎日和尚様がいらっしゃるので大変だった。 とは、数年前にご主人が亡くなったお隣です。意味は分かりません。
毎日お供え物を作って供えるのですが、煮物とか決まった材料があって面倒、煩わしいと。日蓮宗(創価学会ではない)ですって。お寺さんによって違うのでしょうかねえ~。
先日の葬儀には祭壇に玉ぐしをささげました。二拝二拍手(音をたてずに)一拝でした。
因みに主人の実家は曹洞宗で、亡くなった兄嫁さんは普段から軽く見ていたそのお寺の若い坊さんに引導を渡されていました。皮肉な運命でしたよ。坊さんだけでも四人程居ましたね。
通夜葬儀の時だけ、無事にあの世にいけるように経?だけあげてくれてお終い なんてのがあるといいですがねー(バチアタリかな)
投稿: 一人しずか | 2015年4月23日 (木) 20時31分