種で蒔いた矢車草が咲きました。 大好きな花です。
啄木歌集 古いもので、はたちの頃 ある人にプレゼント
されました。 以来 折につけ、ひらいて読んでいるんですが。
昭和25年の初版本です。 すっかり古びてセピア色になり
ました。 誰かが私に黙って持ちだして、きっと愛読したの
でしょうか? ところどころに、無粋な赤ペンで線など引いて
あります。 でも、私は気を悪くしません。
赤線を引いた歌は、きっと彼の心に何かのかたちで響いた
のでしょう。
・・・中学生か、高校生の頃のわたしの二人の息子、長男か
二男のどちらかの瑞々しい若葉のような心に ・・・
コメント
ヤグルマギク(ヤグルマソウ)、わが家にもありますが、まだまだ咲くのは後ですね。
山に有り葉っぱが五月飾りの「矢車」似ていることから付いた「矢車草」、その独特の葉が見られるのもまだまだ先です。
投稿: 玉井人ひろた | 2015年5月 4日 (月) 17時42分
>玉井人ひろたさま
地植えだと毎年増えて咲くのですね。
群れて風に揺れている様は、コスモスのようでもあって好ましいです。
この青紫がなんともいいですよね。 ひろたさんの写真集で多くの花を拝見して癒されていますよ。とっても綺麗ですねえ。土地が広くて羨ましいです
投稿: 一人しずか | 2015年5月 4日 (月) 20時34分
矢車草は、どこか懐かしいような清楚な花ですね。写真がすがすがしいです。
この本をプレゼントされた方は、若き日の一人しずかさんに、優しい気持ちを感じていたのですね。その方は、今どうされているのでしょうね。
矢車草の歌が若い男の子の心に響くのも、わかるような気がします。
投稿: 般若苑 | 2015年5月 5日 (火) 21時28分
>般若苑さま
どこか懐かしい花ですよね。昔は今みたいに華やかで派手な花が少なかったようで、懐かしい花の多くは地味で奥床しい感じだったような・・・
この歌集を愛読したのは二人の息子のどちらかは分かりません。そっとしておいてやりたい気がしますので。
海外勤務の息子は、たまに帰国すると自分の席に飼い犬が陣取って居る と笑ってました。二人とも仕事に一生懸命 働けど働けど我が暮らし楽にならざりき じっと手を見る といったところでしょうかね
投稿: 一人しずか | 2015年5月 6日 (水) 21時13分