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2016年2月 2日 (火)

老いていくのを見るのは辛い

いつも楽しみに見ている読売歌壇で、こんな歌をみつけた。

小さく切りし餅 食べ終えてしまうまで息子は箸を休めて見ており

仙台市の80代女性の作品だそうです。

なんて、親孝行な息子さんでしょうか。情景が目に浮かぶようです。
羨ましい気がします。ほのぼのとした気持になりました。

Img_1822

連れ合いは、私より6歳ちかく年上だ。

一緒に仕事をしていた時は、あまり年の差というものを感じたこと
はなかった気がする。

それが、仕事を辞めて二人とも家に居る生活をするようになってか
ら、相手の一挙一動作になんとなく 年をとったナァ~と感じること
が多くなってきた。

動きに滑らかさが無くなって、膝小僧が曲がっている(足がスッと
真っ直ぐ伸びていない)

腰が前屈みになってきた。 歩みが遅くなってきた。

耳がとっても遠くなって会話に不自由するようになってきた。
何十万もする補聴器は面倒 と放り出してある状態。

物忘れが多くなった。 食事の姿がだらしなくなってきた  等々

長年肉体労働をしてきた連れ合いは、同年齢の人より老化が
進んでいるような気がする。
毎日の仕事 役目は、犬の散歩朝一度だけ。

テレビを見ながらいつの間にか居眠りをする姿を見るとき、私の
胸は、なんともやりきれない想いでいっぱいになってくる。

5年後 自分もこんな姿になってしまうのか?
ちょっと不安。

年をとって老ける 外見は誰もが年相応に老けるのだろうが、
内面、精神面は個人差があるようだ。
精神が老いる 若々しいというのは、その人の今までの生き方
や、性格が大きく影響するのではないか?

せめて気持くらいはいつまでも若々しくしていたいものだ。

二人きりになった今。相手が弱々しくなっていくのを見ているのは
辛いことだと、最近しみじみ思うようになってきた。


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コメント

致し方ないでしょうね。妻は私より2才、学年で3学年下ですが、老眼がでてきています。

わたしは老眼鏡はまだ不要なんですが、近所の50代の後輩に言わせると私は少し異常とのことです。

投稿: 玉井人ひろた | 2016年2月 4日 (木) 19時13分

>玉井人ひろたさま
誰でも年をとっていくので仕方がないことですね。
私たちのように高齢になってくると極端に個人差が
表れて、中にはビックリするほど若々しい方も居ます。
外見は老体でも、精神だけは瑞々しくしていたいです。

ひろたさんは、老眼鏡まだ必要がないのですか。読書が楽しめて
いいですね~羨ましい!

投稿: 一人しずか | 2016年2月 4日 (木) 20時10分

 工芸品のような精緻な美しい花は、椿ですね。
 数日前の白い椿といい、いつもきれいな花が咲いているのですね。
 仕事一筋で頑張ってきた男性は、退職したら、張り合いを失って、よけい年老いてしまうのでしょうか。私の夫も、「老後はどうしよう」と不安がっていました。

投稿: 般若苑 | 2016年2月 5日 (金) 21時12分

>般若苑さま
老後の生き方を早くから考える人は、その時になったら
きっと、充実した生活を過ごす方なんでしょうね。
リタイアした知人たちを見るとダメになる人、
イキイキと過ごしている人に分かれている気が
します。

般若苑さまも、ご主人がお元気でしたら二人寄り添って
穏やかな毎日でしたでしょうに・・余分なことを思い
出させてすみません。 私なんか贅沢な悩みかもしれませんね。

投稿: 一人しずか | 2016年2月 6日 (土) 20時01分

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