いつかは、その日がくるのに
孫娘が勉強のために、同じ市内にある、ある施設の寮に入りま
した。
不便な場所で不案内な地域でもあり、車があれば助かる という
ことで、80歳の連れ添いは一大決心をして、使っていた軽自動車
を孫娘に貸してやったのです(じっさいは譲ってしまったようなもの)
以来 車無しの数日が経って、連れ合いは、ウオーキング以外の
外出にも自力で歩いて行くしかなくなりました。
自転車は足腰の弱まった連れ添いには余計危険な感じなんです。
ならば、後輪二輪の自転車なら、少しは安心か? と思ったら、
それを聞きつけた次男が「輪が一つ増えたって同じこと。あぶない」
と横槍をいれました。
ならば、電気で走る セニアカーなる、スクーターのような物は?
と、言うと、本人が「ノロノロ走ってるアレはイヤだ。恥ずかしい」
と言います。
ならば、私がことあるごとに送り迎えをしなきゃいけない という
事になりはしませんか。
連れ合いは、行きたいところへ自由に行けなくなった また我が身
がいかに高齢になって弱くなってしまったかという実感で、おそらく
落胆していると思われます。
こんなことでも無ければ車を手放す決心はつかないのですよね。
いい機会なんですが、ちょっと落ち込んだ様子です。
わたしも、お世話が増えるようで重荷を感じてしまいます。
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コメント
次男さんの意見は正しいです。三輪自転車は、一件安定しているかのように観ますが、一輪車の後ろに補助車が付いた構造なので、ふらつきが二輪より大きいのです。
私の亡き義父は、普通の自転車をもちろん乗りましたが、ほとんどひいて歩いていました。
家族は「引くなら要らないだろう」と言ったのですが、本人は「自転車に寄りかかって歩くほうがとても楽なんだ」と言って聞きませんでした。実際にそのようです。
投稿: 玉井人ひろた | 2016年4月13日 (水) 20時57分
>玉井人ひろたさま
すぐ横にバス停はあるし、市から所得の低い老人に 4000円分のタクシー券をもらえるけれど、、日常の用足しにはどれも中途半端なのです。
前輪が一つだと後輪の幅を考慮しなきゃ危ないですよね。どっちにしても足腰の力が弱っているのでトッサの時に無防備に転ぶしかないでしょう。また血だらけになって帰宅するかも。寄りかかって歩くとは、成程ですね。試してみるよう勧めてみますね。
投稿: 一人しずか | 2016年4月13日 (水) 22時32分