あの子が好きだったはやり唄
雨がシトシトふっています。
体調がいまひとつすぐれないという連れ合いは、二階に上がって
寝てしまいました。
これも気にかかるわたしです。
夜のテレビも、これといって見たいものがありません。
でも、、、、なにか音がしてたほうがよさそうです。
♪♪ おまえと呼ばれた気がしたの 雨に滲んだ酒場の小窓
アナタ なぜなぜわたしを捨てた ・・・
じんとお酒 心に燃えさせて 夢を追いましょ もういちど
妹が好きだった歌を渥美二郎がうたってました。
なおみちゃん この歌大好きだったわね。
ねえさん、テープに録って持ってきてくれない? 入院して
いるとき妹はわたしに言いました。
なのに、わたしは忘れてしまったのです。
自由奔放に生きた妹。 病院のベッドで毎日どんなことを想って
いたんだろう。
きっと、夢追い酒のこの歌詞のような思い出があったかも。
妹であっても知らないことがたくさんあったのです。
いま元気に居てくれたならどんなに嬉しいことか、残念でなり
ません。
妹が逝ってしまってから、二十歳の甥っ子が
「オバサン これ貰ってくれない」 と、ハートのデザインの
ブローチをわたしにくれました。
メレのダイヤが綺麗で、妹の形見として大切にしまってあります。
たまたま思いついて箱から出しては眺めて、お洒落だった妹を
しのんだりするわたしです。
雨の夜は淋しいものですね。
福太郎まで早くから眠り込んでいるのです。良く眠る仔だわ 、、、、
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