暗い仕事場は淋しそう
暫くのあいだ、見に行ってなかった小さくて古びた仕事場。
今は物置がわりに、不用品や使わない物を隅っこに置いてある。
古い工具が残っていたりチエンブロッグがまだ、二つばかり
下がっていたりする。
それらを眺めると、元気で働いていた数年前が蘇ってくるような。
向かいのメッキ工場に来た大型トラックか、奥の金属加工工場
に入って来たクレンが付いたトラックかが、雨よけの小さな屋根
を引っ掛けたと見えて、ひどく壊れ、スレートの壁にまでポッカリ
大きな穴が開いてしまった。
その時の現場を見たわけではないので苦情も言いに行けず
穴はあいたままになっていた。
最近の台風の影響による大雨が、おそらく大量に吹き込んだ
であろう ・・・内部から確認すると、何の変りも見つからないが。
サテ ・・・いつまでも、この建物をこのまま放っておくわけには
いかない。
更地にして駐車場でも作り老後の暮らしの足しにしようか。
それとも、最後に老人ホームに入る時売り払って入居金に
しようか。
いよいよ真剣に考えておかねば。よりよい判断がつかない
状態になってしまう前に。
何もかも任せられている私には肩の荷が重いけれど、
最後の仕事をしっかり片づけなければならない。
なにはともあれ、まず、壊れた屋根と壁の大穴の応急修理
はしなければ。 気が重いことがまた一つ増えてしまった。
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