春は名のみの風の寒さや
気が進まなかったのですが、ふた月ぶりでお山へ登って
様子を見てきました。
昨年定住を始めた幼い娘さんがいる若い家族。
車が2台、山荘前の道に止まっていたから無事に冬をすごしたので
しょう。 よく頑張ったものです。
夏も、冬も、この道を歩くのは小動物くらいのものでしょうが。
梅の花は冷たい風の中でも凛と咲いています。
フキノトウが少しばかり ・・・わが家の桜の木の下に。
ボケの枝にもつぼみがふくらんできました。
強風のために、杉の小枝がたくさん落ちて、枯れすすきが
ザワザワと風になびき、まだ霜枯れた風景です。
春はなのみの・・・です。 ウグイスは今頃どこにいるのでしょうか。
あんなに沢山の小鳥たちは何処で寒さを凌いでいるのか。
冷たい、寒いといいながらも春の気配は足もと近くまで。
首を長くして待ち焦がれているんでしょうね。
午後からは、空も真っ黒になってきて雨が降り出しました。
青年の家の中でチョビちゃんの鳴く声が時々聞こえては
いたけれど 残念、姿は見せてくれませんでした。
そして
ほうほうのていで山を下って来たわたしです。
この次はもっと華やかに明るいお山に変わっていることで
しょう。
わらびが頭をもたげている光景が目にうかびます。
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