ひらいたフキノトウが多かったがフキ味噌にした

まだ湯気がたってますねえ
このあいだ、久しぶりに訪れた友人が語るには
脳梗塞でリハビリをしているご主人さんに最近認知症が
現れてきたので、介護に専念しようかと決心して仕事を
辞めた。
他人の介護を職業にしてきたけど、もう他人事じゃ
なくなった・・・ と。
そこで、自分の伴侶の体の病や、認知症の話となった。
認知症って、一緒に暮らしている夫婦だから最初
変だな? と気がつくのよね。
でも、初めはそれが相手の年のせいとか、勘違いだろう
とか、自分自身にも時にはそんなこともあるし・・・
という気持ちで深く考えないで時間が過ぎてゆく。
それでも、細かい異常事例が頻繁に起きてくると ? ?
相手のやることを注意深く観察をするようになって つい
何故そんなことになるの とか、何度同じ間違いをするのよ
と詰ったり責めたりイライラしたり、こちらのほうも混乱をして
ついに、もしかしたらコレって認知症じゃないか?と疑うように
なる。
でもね~人に聞くわけにもいかないし、子供に打ち明ける
わけにもいかないし、悩んでなやんで暫くは認めたくない
・・・でも、結局は医療機関で診断してもらおう ということ
になるのよ。
正常な時もあるので、どこからどこまでが病気といえない
処が難しい。
なので、認知症と診断されてレッテルを貼ってしまうには
相手のプライドを傷つけるようで恐ろしい 気の毒に思うし。
迷って悩んで、正式に診断されて初めて覚悟を決める。
こんな打ち明け話を聞きながら他人事じゃなくて、私は
思わず泣きました。
まったく同じ想いを体験をしている私ですから。
認知症を発症したからって、脳梗塞になって介護が必要
になってしまったからって、放り出すわけにはいかない。
友人いわく、自分が選んだ伴侶だからやるしかないよね。
どうせ介護するなら適当に明るくやるしかない と。
自由な時間をつくってまた憂さ晴らししよう。
分からないことがあったら情報交換しよう。
同じような体験をするなんて私たち何かの縁で結ばれて
いるんじゃない?
腐れ縁っていうのかしらネ~ なんか勇気がわいてきた
また聞いてよね 逢えてよかったとお互いに言い合った。
私も自分の連れ合いのこと正直に話したの初めてだった
ので少し気持が楽になってきた。
ようやく前向きに物事が考えられるような気がしてきた。
毎日 鬱々と暮らしていたので。
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