福太郎をつれて
あまりにもお天気が良く、暖かいので紅葉を見に行きたい
そう思い立って出かけることにしました。
たまには福ちゃんを大自然の?中に連れて行ってやろう。
助手席にお気に入りのフリースを敷いて。
クリニックなどに行くときは時々車に乗せるので喜んで
おりこうさんをしていました。
紅葉で有名なお寺さんへ行こう ・・・
天竜の堤防道は、いつもの山荘へ向かうのと同じです。
ただ、途中で天竜川を渡って方向は大きく分かれます。
物思いをして走っていたら、青信号でウッカリ直進して
しまいました。
ナラ それでいい。このままお山へ進もう と結局
いつもの山荘へ行くことに。
半分くらい来た時に、隣の福ちゃんが、ぺろぺろ
グツグツヨダレを垂らして、ウッウッと始めたのです。
ヤッパリ長い時間は無理だったな。
車を止めて外に下し、汚れたフリースを始末し、
少し散歩をしてやりました。
休み 休み登って行く薄暗い道には紅葉もありません。
この杉林はオーナーがいないのか?
長年、手入れがされず、道は細々と暗く、密集した杉林。
以前、日が暮れてから山を下りてくるとき怖かった。
里山の住人は大変だろうな とおもう細道です。
ウネウネと登って、やっとたどり着きました。
真っ直ぐ行けば数軒の集落に。 右に入れば
ゆるやかな坂道を登って我が山荘です。
アトリエ、ギャラリイ、友人の手作りハウス 人影もなく
陽だまりで静まっています。
福ちゃんは車の中で伸びています。
チョビちゃんが窓からのぞくと、福はウ~ウ~と唸り
ました。そして、ゲホゲホです。 情けない子。
初めてチョビちゃんと出会ったというのに。
チョビちゃんは、福を真正面から見ようとしませんでした。
遠い目で視線を外しているのです。
これでは仲良くなれませんね。
せいねんと、熱くして持って行ったミャンマーのコーヒーを
飲みました。
これといって話はないのですが(青年は寡黙な子なので)
黙っていても気を使いません。
「今週は初めて人と会話をしました」 と言いました。
二人 顔を見合わせてウフフと笑ってしまいましたね。
帰り、福ちゃんはなんとか家まで大丈夫でした。
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