あっという間に満開になって
そして、場所によっては散り始めました。 さくら ・・・
このところ、毎日連れ合いの処へ通ってます。
ボンヤリしてるから刺激を与えなきゃ と頑張ってます。
愛する妻がまいりましたよ~ と看護師さんが連れ合いを
からかいます。
連れ合いは照れくさそうにニヤニヤしています。
車いすでデイルームに行って、眼下の駐車場を眺めます。
南の家並みの上に、新幹線が通り過ぎていきます。
ここは何処? あの道は実家に繋がっているのか?
と連れ合いは聞きます。
全然 繋がってない。方向が違うし ・・・と
私は意地悪を言います。
何故 自分が生まれた実家のことばかり言うのでしょう。
たまには、わが家は何処? 早く帰りたい と言いそうな
ものなのに。 でも、実際言われたら困りますけど。
無我夢中にしているうちに春は真っ盛りになりました。
風邪などひいたことも無いのに、珍しくしつこい風邪をひいて
しまいました。
高熱が出て、どうにも起きていることが出来ず、飲まず喰わ
ずでひたすら眠りました。
疲れていたんですね~ やはり高齢になれば体力も落ちる
のですね。
這うようにして(実際は車で)お医者さんへ行き、くすりを
もらってきました。
どうやら良く成って来たようですがまだ本調子じゃありません。
でも、連れ合いが待っているでしょうからマスクを厳重にして
でかけました。
ちらほら風に散る桜を車の中から眺め、桜は大好きな花
だったけど、思い起こせば、この時期 哀しい思い出が
多いな と思いつきました。
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コメント
どんなに身体が不調な時も、旦那さまに会いに通院されているのですね。旦那様は、一人しずかさんが来て、看護師さんにも自慢なのでしょう。でも、どうぞ、お大事になさって下さい。
何十年も過ごした我が家より、生まれ育った家のことが口に出てくるというのは、私も経験がありますが、聞いている者としてはちょっと複雑な気分になります。それだけ、幼い時の思い出というのは強いものなのでしょうか。
投稿: 般若苑 | 2018年3月28日 (水) 20時27分
>般若苑さま
不思議なことですよね~
育った家や、親のことが染みついているんですね。
聞いている方は、それより長い結婚生活で子供も生まれたり、苦労して家を建てたり、様々な苦楽を共にした生活の記憶が抜け落ちていることに虚しさを感じてしまいます。
認知症は本当に不思議な理解し難い病気です。
あるドクターが、認知症と癌のどちらかを選ぶとするなら、私は癌を選ぶ と言いましたが、認知症は人間の尊厳も無くしてしまう無残な病気なんですね。
でも、なってしまったものは本人の罪ではないのですから傍に居る者が支えてやらなきゃ余計哀れですものね。責任上頑張るしかないようです私。
投稿: 一人しずか | 2018年3月28日 (水) 21時15分
私は桜は好きですが、春がどうしても好きになれない人間です(
)
投稿: 玉井人ひろた | 2018年3月29日 (木) 18時22分
>玉井人ひろたさま
春は寒暖の差も激しく、花粉も辛いし、、、
風邪ひきと花粉症が重なって、滅茶苦茶な体調でした。
春先は気分も安定しないですよね。
昔の記事で、桜の木にぼんぼりを吊るす電気屋さんの様子がありましたね。
サクラの根元に咲くスミレを踏んずけるな というような。きょう福島でもサクラ開花宣言してましたね。
投稿: 一人しずか | 2018年3月29日 (木) 21時09分