なんともスッキリしない気持で暮らす
そう、三か月ほど前までは、・・・二人の暮らしだったのに。
それが、骨折が原因で歩行が不自由になってしまった
連れ合いを、私は無慈悲にも介護放棄してしまったのです。
この後ろめたい想いが、私を責め続けるのです・・・
言い訳はたくさん並べることはできるけど、真実は苦しくて
私は、ちょっと気を抜くと自分自身が病気になるような感じで
落ち着かない気持なんです。
これは、誰に語っても、打ち明けても分ってもらえません。
なんで、こんなに連れ合いの為に苦しまなくてはならないのか。
連れ合いにたいする愛情からではなくて、自身の引け目から
くる気持ではないか?
考えても良く判らなくなってしまう私ですが。
吹っ切ったつもりでも、胸の奥が、時々チクチクします。
風邪をひきやすくなりました。
夜中 汗をびっしょりかいて悪い夢を見ます。
今まで夢にも登場したことのないような人が現れたりして
親し気に話しかけたりするのです。
わけが判らなくて気持ち悪いです。
連れ合いに会いに行けば、何を考えているのか、いつもと
変わらず静かに、穏やかで拍子抜けするほど。
家に帰りたい つれて帰ってくれ と一度も要求されないこと
が救いですが。
病院でも一緒だったおばあちゃんが、遅れて入所して来て
付き添いの娘さんとその偶然の再会に喜びあいました。
その、オバアチャンが私に、帰る時一緒に連れてって と
頼みます。
もう少し辛抱して頑張ろうね と答えると「何をがんばるの?」
とドキリとするようなことを聞きます。
まだ車いすから下りると転びそうでしょ? しっかり動ける
ようになるまで我慢してね と答えると 「判ったわ」 と
ニッコリするのです。
骨折で入院されるまでは、畑で草取りなど何時も元気に
まめに働いていたそうです。
ジッとして居られない働き者のオバアチャンだったそうです。
他所のオバアチャンだけど、なんか胸に迫ります。
経験してみなくては分からないことが、この世にはいっぱい
あることを、こんな歳になって嫌と言う程知りました。
私が精神的に成長するかダメになるか、今が大切な時
なんて、おおげさなことを感じてる私です。
また、こんな湿っぽい話にするつもりはありませんでした。
今夜は 懐かしいフォークソングの想いで話をするつもりだ
ったのに、ダメなわたしでした
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