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2020年2月21日 (金)

二年前の今夜

2月の21日 夜9時過ぎ。

もう寝るから  と主人が隣の部屋へいきました。
そのころには、足が弱くなって階段の上り下りが大変になり、
危なくなってきてたので、ベッドを下に移していたのです・・・

私は、テレビ番組の 相棒 を見ておりました。

ベッドの中に入るまでを見ていてやれば良かったのに、つい・・


ドタンと音がして、エッ何の音? と思ってのぞいたら、
後ろにあおむけに倒れて、痛い痛いと呻いておりました。

それが悪夢の始まりの夜でした。

思えば、入院から施設入所まで半年でしたね。
もう少し、病院が長く置いてくれて機能訓練もしてくれたら
我が家に帰れたかもしれません。
時間があれば、状態が少し改善されて、介助すれば家の中でも
生活できたかもしれません。
古くて不便な家をリフォームしておけば良かった。。。

後から後から後悔ばかりで自分を責める毎日でした。

でも、早いもので、あの夜から二年が経つのです。
せっかく思い出さないように暮らしていたのに、今夜は、なんと
なく上手くいかないだろうな と思います。
でも、今夜は ドラマ相棒はないですがね。

今日は、暖かな上天気でした。
お墓参りに行ったら、三つ隣に年配の男性がお参りをされていま
した。
静かで暖かくていい日ですね~ とお互い挨拶をしました。

いってみれば、ご近所さんで、墓友ですもんね。

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コメント

私の父はトイレを出たところで倒れていました。
後で聞くと、畑で何度か倒れていたことを本人から聞きました。
あれから30年以上過ぎました。

投稿: 玉井人ひろた | 2020年2月22日 (土) 07時58分

>玉井人ひろたさま
精いっぱい看病したつもりでも、何かを忘れていたのでは?と気にかかります。
この夜、救急車で入院して二度と自宅に帰ることなく逝ってしまいました。
思い出すなといっても、この夜のあの時間が近づくと胸が苦しくなります。
大切な人のことは幾ら年月が経っても切なく思い出されますね。
肉親ならなおの事に。お母様もさぞ辛かったことでしょう。

投稿: 一人しずか | 2020年2月22日 (土) 13時55分

 まだ、2年前なのですね。あの時、この時のことを思われるお気持ちがよく伝わってきます。
 私の夫の闘病は20数年前のことでした。あの頃は、完全に病院まかせでした。今なら、同病の患者さんのブログなどを参考にして、もっと痛みなどをうまく和らげられたりしただろうなあと、あれこれ思います。

投稿: 般若苑 | 2020年2月24日 (月) 15時31分

>般若苑さま
何年過ぎようと忘れてしまうことなど無いでしょうね。
般若苑様は20年以上も・・・お若い時でしたから私なんかよりもっと辛いことも多かったでしょう。胸が痛みます。抱きしめてあげたい なんて、弱音ばかり吐いてる私が言えませんが。
皆さん 一見何事も無く暮らしているようでも心の中には悲しみや葛藤など秘めているんですね。

投稿: 一人しずか | 2020年2月24日 (月) 20時02分

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