その時がいつか が判らないから困るのです
高齢者が、オレオレ詐欺に大金を騙し取られた などという
ニュースをよく耳にするけど、現金を自宅にしまっていたり
するんだね。それも、何千万とかの大金を・・・
友人が感心して言いました。
(ちょっとぉ~、私らも立派な高齢者だよ)
現金持っているから騙されるんじゃない?
お金無きゃ、騙されたくても騙されないもんネ
だから、私は絶対大丈夫! アナタは違うかもしんないけど。
と、友人は私に言う。
え~?私オ金持ってないもん。年金が少ないから毎月乏しい預金
から少しづつ引き出して、お足しの生活なんだよ と、わたし。
現役引退してから何年暮らしていると思うの? ウン十年だよ。
少なかった老後の資金も、最近はさらにゴッソリ減ってしまい先
行き心配なんだよ。
この位の年齢になると、明日の朝死んでるかもしれないし、または
病気になって子供たちに面倒かけてるかもしれないし・・・
いつ、自分の人生が終わるか判らないから、ケチと言われようが、
貧乏くさいと言われようが、現金をパッパ使えないんだよね~
だからと言って、独りの食事に節約もしたくない、食べたいもの
を食べ、飲みたいものを飲む。
洋服も、靴も遊びのお金も必要ないし、体力もなくなったから
旅行も昔の様にはしないし、使う金額はしれている。
毎日、しずかに慎ましく穏やかに暮らせれば言う事ないよネ
自分が何時頃、あの世にいくか分かっていれば予想もできるけど
判らないから困るんだよね~
「判らないからこそ、快適な生活に持っているお金を、惜しむこと
なく全部でも使えばいいのに、、」と若い人は言うのよね。
だまされて無くす現金があったら、嫁や子供に気前よくあげれば
お義母さんって、いい人ね~と、家族に喜ばれるのにね~
余分なお金欲しいね~ 友人と私は深いため息をつきました。
年金以外、一銭も余分に入金無しの私たちは近い将来が不安
なんですね。いつ逝くかも分からないことに ・・・
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