悪い事のあとには、良いこともきっとある?
恐ろしい、あのコロナが流行り出した年に・・・
急な病に倒れた弟を亡くした。逢うこともできず、
最後のお別れもできず、葬式にも行けないで・・・
自分のすぐ下の弟で、素朴で人が良く家族思いで
明るい大らかな男でした。
小さい時は、喧嘩に負けてくると、姉の私がその弟を
ひきつれて仇討ちに行ってやったり・・怖い姉ですネ
子供の頃は、何かと世話の焼ける弟だったけど、一番気
が合って話しやすく、大人になってからも実家を訪ねる
のが楽しみでした。
なのに、最後のお別れもできず・・・
悲しみや悔しさは弟の時ばかりではありませんでした。
母(私の姉)を介護してた甥っ子が急死した時も、悪病が
最も流行していた時で、実の母と逢うこともできず、お別れも
大切な話さえも、いっさい叶わず私たちが顔を見たのは、灰に
なる前の、ほんの短い時間だけでした。
入院していた実母にも送ってもらえず、どんなにか心残り
だったことか、泣いても、泣いても、甥と姉が不憫で、私は
コロナという流行り病を心底恨みました。
一人ぼっちになった、姉はその数か月後退院して、思いもかけ
ない運命に翻弄されるのですが。
そんな なか、一昨年孫が縁あって結婚したのですが、例の悪病が
せめて下火になるまでと結婚式を控えていましたが、ようやく今年
の夏に挙式をする事ができました。
孫のドレス姿も可愛かったですが、私は、父親として立派に役目を果
たした我が息子に感動して涙ぐんだオバカ母でした・・・
なんだ、かんだといっても、時は流れても運命の大部分は
宿命?で決まっていたりして・・・どうにもならない事も
一生の間には起こったり、、、
泣いたり笑ったり、、どん底に落ちることもあったり。
一日、一日を精いっぱい、大切に、ていねいに過ごして
いくしか自分にはできません。
高齢になると、まだ自分だけで大丈夫なんて自信をもって
いても、若い人達からみたら危なっかしく感じるかもしれ
ません。
嫌でも年老いていくんだもの、これ以上どおせーばいいの
。齢より扱いされてシャクだなと、いうことが増えました。
悪い事は、散々体験してきました。これからは、少しだけ
でも良い事の方をお願いします と願いたいですネ
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