2022年2月 8日 (火)

日記がわりのブログが16年近くも続いています

2006年の最初の投稿タイトル  ある日我にかえった から

私のブログは始まった。

 

思えば、私も若かったものです。働き盛り?でしたね。

自分でも感心するくらい。

 

二人の息子が巣立って、少し淋しさも感じていたかもです。

 

初めて咲いたクリスマスローズ  オクラの花のようです

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その、ブログが・・プロローグからの6年分ほど消えてしまい
ました。 niftyの無料ブログだったので文句は言えませんが。

 

最初の頃は、自分でも驚くほど率直に心の内をさらけだして
いました。

こんなに本当のことを書いてはいけない、と自分でも考えた
のですが。

さらけだしてもこんな小さな、底辺の人間の日常や心境など
誰が気にするもんか と、たとえ、もしかして誰かの目に留
まることがあっても迷惑かけるわけじゃなし、という気持ち
で書いてましたネ

星の数ほど書かれているブログですが、不思議な事になんと
なく人柄が伝わってくるような、どこか好ましい近しいもの
を感じる書き手の方がいるものです。

慰められたり、勉強になったり、共感したり 生活に潤いを
与えてもらってます。

中には、メールのやりとりや、実際のお付き合いもされている
という方々もいらっしゃるようですが。

 

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ガラスケースに入った小さなお雛様を下駄箱の上に飾り
ました。

寒くて陰気な玄関で可哀そうだけど、我慢して頂戴。

自分の他に生き者が居ないということは、心底寒いもの
ですね。

で、よせばいいのに、金魚を二匹買ってきました。

 

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一匹40円の大きな魚のエサになる子たちです。

ブチの子を上手にすくってくれた店員さんが

可愛がってやってくださいね と言ってくれました。

もちろん! 小赤くんと、ブチがふくちゃんといいます。

ヒーターでヌクヌク。二匹いっつもくっついています。

 

 

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2019年3月 3日 (日)

ひな祭り

晴れた日の朝は、障子を見て春がきたことを実感。
今まで陽が当たらなかった東の窓が明るくなります。


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バラ色の夜明けです。



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日中は汗ばむような数日でしたが、今朝はあいにくの
雨になってしまいました。
静かな雨がシトシト。 赤いバラの芽の針も柔らかく
降る春雨 ・・・うたに詠まれた情景そのもののようですね。
下駄箱の上に、小さなケースに入ったお内裏様だけを飾り
ました。


思い出せば、昨年は2月の末近く、連れ合いが転倒して
骨折し、その夜から我が家へ再び帰れぬ身となってしまい、
私としては無我夢中、必死の毎日が始まったのでした。
だけど、いま、こうして思い返せば、、、あんなに辛かった
日々は、わずか半年だったのですね。
考えてみれば、私に気を使って早く逝ってしまったの?
そんな気がしてきます。

夢のような半年でした。地獄のような日々だったなんて
いかに自分が弱い人間か恥ずかしくなるほどです。
雨の日は落ち着いていいのですが、気分は沈みます。


和紙に包まれて  今年も出してもらえない とがっかり
しているでしょうね。あの、お二人は。

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2018年1月 8日 (月)

留守番電話の点滅

    留守番電話の受信ランプが 年末からずっと点滅して
    おります。

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年末 義兄を送って帰宅した後  甥から電話が入って
おりました。

私が、年末の買い物で留守をしている時でした。

「父の葬儀に来てくださって有難うございました。

行き届かない処ばかりで大変失礼してしまい、申しわけ
ありませんでした ・・・・等々」

父親の訃報を病院から知らされて、早朝 急ぎ新幹線で
駆けつけた一人息子。

無我夢中で父親を送って、息子としての役目を立派に
果たしました。

悲しみや、感傷に浸る間もない慌ただしい数日だった
ことでしょう。

めったに逢わない甥だったけれど、ユックリ話す暇も
ありませんでした。

甥の声が入った留守電を、何故か消去できない私です。

消してしまうと縁が切れてしまうような気分になるのです。

おかしいけれど、もう少し声を残しておきたい私です。

 

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2017年8月18日 (金)

終わったナ という感じ

今朝庭で、 葉っぱに赤トンボが羽を休めているのを
みました。

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お盆も終わって、母や父 妹もペットたちも、きっと
あの世へ帰っていったんでしょうね。

私の処へは来てくれたんでしょうか?
気配も感じられなかったのが淋しかったナ ・・・
冷たいビールやお菓子。
アノ仔たちにはジャーキーなど、喜んでくれただろうか?

お昼過ぎ、烈しい夕立がありました。
そして、陽があたってムンムンと湯気が立ち上るような
まるでお風呂に入っているような不快感。
なんとなく、いつもの夏と違うような気がします。

連れ合いは、ステッキをついて近場の散歩へ出て
いきました。
気の毒なほど弱々しく日ごとに衰えていくような。
散歩が出来なくなるのも時間の問題じゃないか と
私はイヤな予感がします。

ですが、とりあえず、きょう一日は無事に過ごせそうです。
毎日毎日、ハッキリしない何かに不安を感じて神経を
すり減らして暮らしている気分がして休まりません。

まとまったこと何ひとつせず、ダラダラと過ごすばかりで
夏も終わろうとしているようです。

公園の木立の下は、小さな丸っこい蝉の亡骸がたくさん
落ちています。

・・・今年の夏も終わったナ と思うのだけど、イエイエ
まだ強烈な暑さが控えている かもですね。


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2016年10月14日 (金)

なにもかもイヤになって、その気になりませんでした

特別に変わったこともなかったのに、何かの瞬間に
フワ~っといきなりやる気が無くなって、ダラダラと
毎日を過ごしておりました。

膝小僧が痛くなって、整形外科に通い、МRIなんぞを
を撮って、ヒアルロンサンとやらいう注射を、週一回して
もらい(これは一週間に一回、計5回やるそう)リハビリ
と称して電気とマッサージをしたら、余計傷むような気が
するのでリハビリはやめてもらいました。

加齢で不調になったと思うと不安になってきました。
注射は5回しないと保険扱いにならないそうです。
やめようと思っても、次回の予約を取らされるので
勝手にやめるわけにはいきませんね。
まだ膝は痛いのですが・・・飽きてきました。

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急激に寒くなってきたので、慌てふためいて長袖を
出しました。
連れ合いの布団を冬用にしてやったり、長袖の下着
を買いに行ったりして、少し活気がでてきたような気が
します。

何処か山の中の温泉宿にでもユックリ泊って
のんびりしたいな という思いが頭から離れま
せん。ほんと、そうできたらいいのに ・・・

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2016年8月 9日 (火)

八月は悲しい月なのに

     風に吹かれて並木の栃の実が落ちてきました

梢を見上げると、かたまりになって,栃の実がついています。
上から落ちてくるのがぶつかれば結構痛いでしょうね。

今年は例年より、実が落ちてくるのが早いようなきがします。
熱い、暑いといっているうちに秋は思いがけず急にやってくるのかも。

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    ・・・・・ 八月は、広島へ原爆投下された月。

そして、三日後にとどめを刺すように長崎にまで、再びの原爆投下。
一度ならまだしも、念押しするかのように。
これはもう、悪魔のようなやりかたですね。一生、永遠に言い訳でき
ない仕業じゃないかと、黙祷をしながら毎年怒りに震える私です。

そして、終戦記念日。 その頃、まだ幼かった私にもおぼろに
記憶があります。
連れ合いの父親は戦死をしました。 そして、一族の運命はうって
かわって悲惨なものとなり、惨めな想いをしたそうです。

辛い、苦しかった記憶の多い八月なのに、現代では、夏休みを
楽しむ華やいだ夏。八月の雰囲気が濃いようです。

いろいろ考えさせられる八月です。

田舎では、今月がお盆月なので、町から帰って来る親族で
久しぶりに賑わうことでしょう。
地域の人口が一挙に増えるそうです。

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2016年2月22日 (月)

生活を支えてくれた場所

小さなスパナが欲しくて雨の降る午後 仕事場へ探しに行った。

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この場所に大きな旋盤を据えてあった。 ボール盤や洗浄機も。
鉄骨で作ったキャスター付きの大きな作業台に、部品をいっぱい
広げて若い衆が仕事に没頭していた。モートルブロックが動く音
油の匂い、、、、、今でも鮮明に目に浮かぶ ・・・

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たくさんの工具類、機械類、器具など、最後には欲しい人たちに
惜しげなく使ってもらうことにして、みんなやってしまった。
残った大量のホルマリン線(銅線) キャプタイヤの類は同業者が
半値で買ってくれたっけ。

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小さなモンキースパナを私用に探し出した。

こうして見ると、まだまだ役に立ちそうなものがありそう。。。。
欲しい人が居ればあげるのに・・・最後の片づけの時には、どうせ
クズ鉄と一緒に処分になるだけだと思う。

ここで、朝から晩まで汗水流して一生懸命働いてやってきたんだな。
こうして、静まり返った仕事場を見ると、改めてまた感無量になって
くる。

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2016年2月 2日 (火)

老いていくのを見るのは辛い

いつも楽しみに見ている読売歌壇で、こんな歌をみつけた。

小さく切りし餅 食べ終えてしまうまで息子は箸を休めて見ており

仙台市の80代女性の作品だそうです。

なんて、親孝行な息子さんでしょうか。情景が目に浮かぶようです。
羨ましい気がします。ほのぼのとした気持になりました。

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連れ合いは、私より6歳ちかく年上だ。

一緒に仕事をしていた時は、あまり年の差というものを感じたこと
はなかった気がする。

それが、仕事を辞めて二人とも家に居る生活をするようになってか
ら、相手の一挙一動作になんとなく 年をとったナァ~と感じること
が多くなってきた。

動きに滑らかさが無くなって、膝小僧が曲がっている(足がスッと
真っ直ぐ伸びていない)

腰が前屈みになってきた。 歩みが遅くなってきた。

耳がとっても遠くなって会話に不自由するようになってきた。
何十万もする補聴器は面倒 と放り出してある状態。

物忘れが多くなった。 食事の姿がだらしなくなってきた  等々

長年肉体労働をしてきた連れ合いは、同年齢の人より老化が
進んでいるような気がする。
毎日の仕事 役目は、犬の散歩朝一度だけ。

テレビを見ながらいつの間にか居眠りをする姿を見るとき、私の
胸は、なんともやりきれない想いでいっぱいになってくる。

5年後 自分もこんな姿になってしまうのか?
ちょっと不安。

年をとって老ける 外見は誰もが年相応に老けるのだろうが、
内面、精神面は個人差があるようだ。
精神が老いる 若々しいというのは、その人の今までの生き方
や、性格が大きく影響するのではないか?

せめて気持くらいはいつまでも若々しくしていたいものだ。

二人きりになった今。相手が弱々しくなっていくのを見ているのは
辛いことだと、最近しみじみ思うようになってきた。


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2016年1月23日 (土)

淋しげな人(高齢者)

どんより曇って風の冷たい午後。

公園に隣接したグランドの隅っこのベンチに、たった一人で腰か
けてうなだれている黒づくめの服装の男性を見た。

強い風が通ると、枯れ葉がカラカラと舞い、グランドの乾いた埃が
足もとを吹き抜けていく。

張り巡らした金網に沿って小道を歩きながら男性を眺めたら、近所
のご主人だった。
この方は、退職されてから急に体が弱くなって、最近ではステッキを
使って歩行をされている。
時々、わが家にやってきて病気の話や好きだったカラオケの話を楽
しそうにして行く人だった。

こちらに気が付いて手を振ってくれた。  「寒いですね~」
私は声をかけたけれど、風で届かなかったようだ。

どうしてあんなに寂し気に見えるのだろう か ・・・

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新聞の記事で、一人暮らしの老人に、一人暮らしは淋しいか? 
というような質問をしたら、半分以上の老人が 気楽でいい 楽し
いと回答したという。

独居老人は孤独 寂しい 孤独死のイメージがありがちだが ど
うも傍から見る者にとっては、そう見えるだけで、実際は考えてい
るほど哀れでも可哀想でもないようだということが判った・・・という。

寝たいときに寝、起きたいときに起床し、誰にも気兼ねの要らな
い生活がいい。
健康や経済については不安もあろうが束縛されない暮らしがいち
ばんだ。

私も高齢になって、もし、もしも自分が独りぼっちになった場合、
やはり同じ考えをもつだろう。

人間 家族に囲まれて暮らしていても、賑やかな人だかりの中に居
ても寂しい時はさみしいものなんだ。

と、思いながら、誰もいない風の吹き抜けるグランドのベンチに俯い
てじっと座っていたあの姿がチラついてしまった。

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2016年1月 5日 (火)

あぁ~嫌な感じです

今朝の読売新聞をひらいてギョッとしました。

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以前から なんだか気味が悪いけど、妖しく美しいミレイの
絵画 オーフィリアが好きで、小さな額に入れて持っているほど
なんです。

 それが、同じような絵だと思って 良く見てみれば ・・・

ナント その オーフィリアの顔が、なんとなく嫌いな アノ
下品で醜い女優ではありませんか。

死ぬ時くらいは好きにさせてよ   と見出しがついています。
いったい読売(宝島社)は、なにが言いたくて、このような大判で 
こんな変な広告を掲載したのでしょうか。


意味がわかりませんです。

エヴァレッド、ミレイは、物語のハムレットの恋人オーフィリア
が狂って,川に流されて溺死する様を描きました。
美しく、悲しく、神々しい雰囲気のこの、絵は有名ですね。

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なんだか、すっかり グロテスクなものに変えられたような
おかしな気分がします。

だいたい、新聞の女優は、死ぬ死ぬ ナンテしきりに言ってますが
結構テレビなんかにも良く出演して、お元気じゃないですか。

新年早々 私はイヤ~な気分になってしまいました。

何度も言いたくなるけれど、 いったい何を訴えたいのでしょうか。
私が この新聞の意図する意味を無学なので理解できない ので
しょうか ・・・

新年早々 悪口を言ってしまって 凄く嫌な気分になりました。

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