2015年5月 2日 (土)

矢車草の花が咲きました

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       種で蒔いた矢車草が咲きました。 大好きな花です。

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 啄木歌集  古いもので、はたちの頃 ある人にプレゼント
 されました。 以来 折につけ、ひらいて読んでいるんですが。

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昭和25年の初版本です。 すっかり古びてセピア色になり
ました。 誰かが私に黙って持ちだして、きっと愛読したの
でしょうか? ところどころに、無粋な赤ペンで線など引いて
あります。  でも、私は気を悪くしません。

赤線を引いた歌は、きっと彼の心に何かのかたちで響いた
のでしょう。
・・・中学生か、高校生の頃のわたしの二人の息子、長男か
二男のどちらかの瑞々しい若葉のような心に ・・・ 

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2013年1月19日 (土)

新しい才能?

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 今年の芥川賞は75歳の女性が受賞されましたね

 「生きているうちに見つけてくださいましてありがとうござい

      ました」 という受賞の言葉のようでした。

 昨年の 「もらってやる」 に比べたら、受賞された黒田さん
 の人柄が好もしく、長い間の努力の積み重ねと喜びの深さを
 感じました。

 直木賞の23歳にも、時代というものをみた思いです。

 75歳だから、同年輩の私たちにも判る作品かな? と思うと
 大違い。内容は難解だそうで、中には何度読んでも何がなに
 やら理解できなかった という感想の知識人?もいらっしゃって
 その方は「既成の価値観にとらわれない新しい才能が、世の
 中に生まれている証であろう」 といい、嬉しとぞ思ふ。
 悲しとぞ思ふ。 と ・・・ まったく凡人の私なんぞ完全に置い
 てけぼりだろうから、はなから今回は読まないでおこう  と
 決心したことです。

 昨年の芥川賞受賞作の「供喰い」が映画化されるという

 いったい、どのような映画になるものやら  恐ろしい気が
 してきます。 読んだ方ならお分かりでしょ?

 大島渚の 愛のコリーダ のように受け取る側の感性と
 言われるのでしょうか?

 蛇足ですが、愛のコリーダの元となった事件の二人は実在の
 二人なんですね。 遠縁の者が、その頃、品川駅前で
 品川旅館という事件の舞台になった旅館を経営しておりました。

 今はもう、姿かたちも残っておりませんが ・・・
 不名誉な事件なので、身内だけに密かに語り継がれている
 おぞましい話です。

 猥褻とみるか、芸術?と受け取るかは受け取る者の感性
 によるそうですから難しいものですね。

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2012年2月24日 (金)

読みました

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  芥川賞受賞作の話題の

  一作を読んでみました

  共喰い  田中 慎弥

 正直いって、このような作品は読むのに苦痛です。

 大衆小説や週刊誌などで読めるものなら興味本位で終りそうですが、

 なまじ、芥川賞などという純文学として読むのには正直重かったです。

 汚れた川の様子、繋がれた赤犬、なんだかよくある芝居の小道具じみて

 結局、この作者は全体をとうして何を言いたかったのか? と考えました。

 物語全体が性だけを強調して生みの母や高校生の主人公 登場する

 その他の人物たちが生身の人間に感じられませんでした。

 読後に、なんの感動も余韻もありませんでした。

 なんだか、後味の悪い作品に思いました。

              

 いっぽう、道化師の蝶 のほうは最初から「何が始まるんだろう・・・どうなる

 のだろう? なんだ、これは?」 といった感じで、訳が判らないから読み進み

 分からないながら興味が湧いてきて、わたしはこちらの方が好きでした。

 道化師の蝶 の作者は円城 塔 という方です。

 初めて作品を読みました。 自分のような無学の者にはちょっと無理かな とも

 おもいますが。 芥川賞の作品も昔と違って随分趣が変わってきたものだ ・・・

 なんて生意気につぶやいてしまいました。     読書もけっこう疲れます。

 

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2010年10月30日 (土)

電子書籍化 されると・・・

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 出版社の方が、本が電子化されると困るといっているニュースを見ました。

 わたしは、紙でできた本が無くなるなんて考えられないとおもいます。

 

 新しい本を購入したときの、アノときめき。 新書の匂い、手触り。

 カバーをかけて、お気に入りのシオリを挟み、毎日の仕事の合間、合間にページ

 を繰る喜び。 時にはページを戻って読み返してみたり、挿絵のある本なら絵を

 楽しんだり。  そして、心をうたれて素晴らしいと思った本は、大切に本棚に・・

 パソコンなどで読むことが出来るのも便利で重宝、場所もとらない  という

 利点も判りますが、 わたしにはやっぱり、紙の本がいちばん です。

 文庫本をいつも持ち歩いて きょうも、セッセと読んでいる幸せなわたしです。

  

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2010年7月23日 (金)

あまりの暑さに

Photo_2   柳田國男の遠野物語の元となる

  原話を惜しげもなく語り与え、

  柳田民俗学を支えた佐々木喜善の

  生涯が語られている

 遠野物語 を開くと「この物語はすべて

 遠野の人佐々木鏡石君より聞きたり。」

多分、郷土に伝わる伝説や伝統文化 などを調べて収集している郷土史愛好家
などに聞いて生まれた物語なんだろう・・・ と気に留めたこともなかった。

そして、柳田國男自身もくまなく自分の足で聞き歩き、集めて「遠野物語」が生まれ
た・・・と思い込んでいた本なので、なんだか心からガッカリした というか、スッキリ
しない思いに駆られてしまった。

土俗研究にたずさわりながら、象牙の塔の奥深く住む(役人)学者は、他人の血
「研究成果」を吸って肥える。
という、やりきれない気持ちを持つようになった、自分が努力をして集めた物語
を惜しげもなく提供した 佐々木 鏡石(喜善)の葛藤と没落していく暮らしぶり
を読むにつれて、やはり、何時の世も力のある者の勝ち ということになって
いるものなのか? やりきれない。 学者として恥ずかしくはないのか?
と嫌な気持ちになり 素晴らしい「遠野物語」が色褪せてくるような~~~

佐々木鏡石君より聞きたり  と一言断りを入れて自分のものにした柳田國男は
やはり立派な土俗研究家なんでしょうかネ

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   きのう、きょう と、あまりの暑さに

   今年初めてのクーラーを使用・・・

   読書三昧しました

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2009年10月25日 (日)

こんな人にお世話になりたい

  納棺夫日記  青木 新門

  増補改訂版  を再び読んでみた

  原作に続き、映画 増補改定版と・・・ 1996年に第1版 そして2009年
  4月で25版となっている
  北陸富山地方の冬の描写、簡潔な文章がへんな飾り気がなくて素直に心
  のなかに沁みこんできたような気がした

    私は わたしの時はきっと病院で最後を迎えることとなるから こういう
    人のお世話にはならないだろう・・・多分。

  人間らしく、新門さんみたいな方の手で身を整えてもらえたら幸せなのに・・・

    

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   インドの強烈な日差しの中でそこだけ涼しそうに咲いていました

  

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2008年7月 5日 (土)

夏大根

Photo  家庭栽培の夏大根をいただいた

 細いけれど葉っぱは生きいきとしかっり

 伸びてこまかいとげがチクチク痛いほど。

夏大根 というと、ある、読み物の ある情景を思い出す

橋のない川  第5巻の 夏大根 の章で・・・

警察に出頭した二男、孝二を案じながら、帰ったら食べさせようと蚕豆

(そらまめ)のごはんを炊き、お菜に夏大根の2,3本を畑から引き抜いて

だいこんおろしで食べさせてやりたい ・・・

待てど暮らせど孝二は帰宅せず、(部落の仲間を煽動して学校に乗り込

んだという、いわれの無い罪でその後、長い日数を拘置される)

温かだったそらまめのご飯は冷め、涙ぐみながらおろした大根で

祖母のぬい と 母のふで はひっそり食事を始める

  お姑はん  と、ふで。

  なにえ?  と、ぬい。

  辛はんな  と、ふで。

  ほんまに辛いわ 涙が出よった・・・と瞼を拭いた祖母のぬい。

ぬいは、ふでの睫毛がもう最前から濡れているのに気づいていたのだ。

この情景が思い出されて私も、つい、涙ぐみそうになってしまう

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2008年6月17日 (火)

桜桃 サクランボ

Photo  ご近所から サクランボ をたくさん頂いた

 丸々と、みんな可愛く、艶々 こんな色した

 可愛い車がほしいなあ

一度は、赤い、かっこいい車を乗り回してみたい・・・なんて

おばあちゃんだから、かえって赤い車は目立って事故防止になる

んじやないかしら? なんて。

サクランボといえば6月は 太宰 治 が愛人と玉川上水に入水自

殺した月ですねえ

たいてい読んでいるけど、たいがいの主人公は、あまり好きでない

とくに、おさん に出てくる亭主は、大嫌いだね。

なんて、生意気な事言っちゃって  

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2008年3月15日 (土)

憧れの女性

パトリシア コーンウェル の検屍官シリーズ六作目 私刑 を再読

Photo いつ読んでもドキドキ ここで宿敵 殺人鬼ゴールト

が最後を遂げる。あまり詳しく言っちゃうと読んでない

人のお楽しみが無くなっちゃうからね。

でも、この本の後も何冊かシリーズが続いて昨年、新たに 「捜査官

ガラーノ」でまた書き始めたようだ。

沈着冷静、思慮深く、美人で、検屍の場面など事実にもとずいているそう

で思わず目をつむってしまいそうにリアルな描写。

ベントンとの不倫にも心を悩ます人間臭さもあって、読んでいて飽きない

文庫本だけど好きな作家(翻訳 相原 真理子)訳者も好きなので大切

に残してある。数年後にまた、読み返すと新鮮に感じますね。

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2008年2月16日 (土)

梅の蕾 ひらけない

  山は強風で木々のこずえが狂わんばかりに揺れて大騒ぎ。
蕗のとうは元気良く落ち葉の下からムックリあたまを持ち上げていた。
紅白の梅の蕾はせっかく大きくふくらんだのに、冷たい風に驚いて また
硬くなってしまった様子。
Photo でも、春はもう足元に・・・めじろが毎日やって来て
みかんをついばんでゆく。
山茶花も、あとから、あとから咲いて木の根元は
濃い桃色の絨毯を敷いたよう。

三月末ごろまで飽かずに咲く綺麗な、強い花です。

Photo_2 昔読んだ本を引っ張り出してまた、読み出す。
そういえば、忙しくてゆっくり読書をしていなかった。
直木賞も芥川賞も、最近のはどれもつまらないし
あとへ残らないんだよね。
私が年取った、ということかな?
こんなのが肩凝らなくて暇つぶしにいいですね。

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