新しい年を迎えた
昔のように、必死で大掃除などをするわけでもなく、
朝から台所で正月料理の煮炊きをするでもなく(少しした)
お夕食の支度と、お蕎麦の準備をしただけ。
これまでは、忙しくて紅白歌合戦など、めったに見たことも
なくて、今年も忙しくなかったけど、ヤハリ見る程でもなくて
なんとなく大晦日の夜は更けていきました。
除夜の鐘を聞きながら、あるいはテレビの行く年くる年を見な
がら、年越しそばを食べるのが、我が家の習慣でしたが、今年
は、夕食の時に済ませてしまいました。
もう、体力が続きません。若い人たちに合わせて、普段なら
眠っている時間にお蕎麦つくりを頑張るのは、無理に感じて。
蕎麦つゆを昼間仕込んであっても、蕎麦を茹で、食べ、洗いもの
して・・・考えるだけでも大変。
私は、失礼して先に寝てしまい、元日に備えましたよ。
主人が亡くなってから、随分と今までのしきたり?をなし崩し
にしてしまいました。
これが、伝統ある、旧家の由緒正しい家柄なら悪い嫁でしょうが。
我が家は、ごく平凡な、守るべきものも伝統もない新家です。
お互い何も持たない貧しい二人で、死ぬほど働いてやっと人並み
に暮らしてきたのです。子供たちに継承させなきゃいけない宝も
何もありません。
そう考えたら、無理しないでいこう これからは と思った
のです。 見栄を張らず、分相応に、親戚に訳も無く媚びず、
マイウエ~ですね 気持ちを楽にして楽にいこう・・・
そして、誰も居なくなって、お正月も終わりました。
段々 自分が口実つけてズサンな人間になって行く気がしまが
これでいいのだ と思うことに。
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